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「…ジャーファルは毎度大変ねぇ」









「シンドバッドさん、すぐ脱走しますもんね。」









シンドバッドさんを探しに行ったジャーファルさんの後ろ姿を見ながら言う









「お、居た居た、って、げっ」









今度は誰だと振り返れば、シャルルカンさん









「うわっ 何しに来たのよ剣術馬鹿」









「おめえに用はねえよ!」









相変わらずこの二人は仲が悪いのか良いのか、、









「コウ!こんな奴に付き合ってないで俺と一戦やろうぜ!」









「はあ!?馬鹿言わないでくれる!?コウくんは今私と魔法を使ってるの!剣術馬鹿は引っ込んでなさい!!」









この二人が啀み合いを始めるとなかなか止まらないんだよね……









「なんだよ!殺んのか!?この際魔法か剣術かどっちが強いかハッキリさせようじゃねえか!!!」








「望むところよ!!!!魔法のが強いってことを証明してあげるわ!!」









それぞれ剣、杖を構える









「ま、まあまあ、、」









二人の間で仲裁をしていると、








ルフがざわめいた









「ッ!」









これは、、









「お?どうした?コウ??」







「なにかあるの?」









急に城内の方を向いた僕に、



首を傾げる二人









「…………マギ……」









「え?なに??」




「なんだって??」









僕の呟きは二人には届かなかったようで更に首を傾げる

弟→←弟



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作者名:工場長 | 作成日時:2018年1月6日 18時

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