弟 ページ2
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「…ジャーファルは毎度大変ねぇ」
「シンドバッドさん、すぐ脱走しますもんね。」
シンドバッドさんを探しに行ったジャーファルさんの後ろ姿を見ながら言う
「お、居た居た、って、げっ」
今度は誰だと振り返れば、シャルルカンさん
「うわっ 何しに来たのよ剣術馬鹿」
「おめえに用はねえよ!」
相変わらずこの二人は仲が悪いのか良いのか、、
「コウ!こんな奴に付き合ってないで俺と一戦やろうぜ!」
「はあ!?馬鹿言わないでくれる!?コウくんは今私と魔法を使ってるの!剣術馬鹿は引っ込んでなさい!!」
この二人が啀み合いを始めるとなかなか止まらないんだよね……
「なんだよ!殺んのか!?この際魔法か剣術かどっちが強いかハッキリさせようじゃねえか!!!」
「望むところよ!!!!魔法のが強いってことを証明してあげるわ!!」
それぞれ剣、杖を構える
「ま、まあまあ、、」
二人の間で仲裁をしていると、
ルフがざわめいた
「ッ!」
これは、、
「お?どうした?コウ??」
「なにかあるの?」
急に城内の方を向いた僕に、
首を傾げる二人
「…………マギ……」
「え?なに??」
「なんだって??」
僕の呟きは二人には届かなかったようで更に首を傾げる
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作者名:工場長 | 作成日時:2018年1月6日 18時