検索窓
今日:8 hit、昨日:2 hit、合計:6,434 hit

ページ ページ5

話によると、砂場の魔女の結界で、ピンクさん…もとい、環いろはさんが、先に魔女を倒したら実力を認める。

ハンデとして、環さんとももこはタッグ、青色さん、もとい、七海やちよさんは一人で戦う。

あんれぇ???私はぼっち()???ぼっちなの???????()

やちよ「如月さんはどうするの?」

『アッ、アザッス一生ついていきますヤチヨサマ………』

十咎「…」

『あの、ハイ、軽蔑の目やめてもらっていいっスカ』

ももこがすんごい引いた目で見たきた為、早口で言った。

やっぱり七海さんのことは嫌いなのだろうか。

根本的には嫌いじゃ無さそうだけど。

『いや、でも七海さんの実力見たいだけだから。どんな感じかな、って。……だから見るだけなんだってばももこ!!!!!!!!!』


またもやももこがすごい目で見る。

なにその目、なんか見たことあるんだわ。(鬼○の刃アニメ11話)
………………………客観的にね。

やちよ「そろそろ行きましょう。魔女が逃げそうよ。」

『逃げるの早いですね』

やちよ「さっきは“小物一匹”だったから気が大きくなってたんじゃない?」

いろは「小物…」

悔しそうにむっ、と片頬を膨らませる。

いや意外とあざといな。ぅぐっ、かわいい…!

やちよ「取り敢えず、その分のハンデはつけたつもりよ。ももことふたりで頑張りなさい。」

“強くなった実力とやらを、せいぜい発揮してね。”と七海さんは言った。

なんかこっちもムカついてくるんだけど。なんでだろ。

まあ、それでももこも言い返さないわけがなくて。

十咎「いちいちムカつく言い方だな…こっちはアンタの都合で提案を飲んでるってのにさ。」

『それって七海さんと戦って勝てばいいだけじゃね?』

思わず口を開いた。

いや、だってそうじゃん。

七海さんが提案したのをももこたちが勝手に飲んでるだけでしょ。

そんな私にももこは、どっちの味方だよ、と言う。

……確かにどっちだろ。

…こう言うのをグレーっていうのか。成程。

いろは「あの、ももこさん、気にしないでください。私の実力が足りてなかったのは、本当ですから…それに、この結界の中に、キュウべぇもいるかもしれない…だから、頑張ります、私!」

久兵衛様。

私が前に住んでいた場所ではそう呼ばれていた。

キュゥべぇ、というのは、魔法少女になる契約を提案する妖精みたいなもの。

とか考えてる間に、また置いていかれたそうです、私。

『あああ七海さん!!!七海さん待ってえええ』

次ページ→←前ページ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:通りすがりのお月様 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/jmjqg/  
作成日時:2020年5月28日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。