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38.〜十四松side〜 ページ44

「いくぞ十四松」


と言って僕の先を走る一松兄さん

一歩出遅れて後を追う




アジトの敷地から出てすぐとなりにあるもう使われてない病院の方へ向かっている
カラ松兄さんと、それを追いかける一松兄さんと僕。







まるで兄弟の誰かが怪我をしたときのように
胸がザワザワして落ち着かない。


早く行きたいけど僕だけで行ってもどうすることもできないから




走ったせいか、少し息が乱れている一松兄さんを見て、


「よいっしょー!」


と、持ち上げた。


「うわっ」と、声がしたけど
すぐに「ごめん」と言って肩に捕まる兄さんを落とさないように担いで
僕もカラ松兄さんの後ろにつく。





そんな僕たちも見えていないのか、
一松兄さんを置いていく程のスピードで病院の階段をかけ上がっていく
カラ松兄さんは真剣で、必死だった。




階段をたくさん登ってようやくカラ松兄さんはスピードを緩めて歩き出した



多分近いんだと思う。



きっと、誰かが怪我をしているんだ。



誰だろ?


おそ松兄さん?
いやいや、ないない。
ありえないよ

カラ松兄さんはここにいるし

チョロ松兄さんかな?
でも、チョロ松兄さんは逃げるの得意だし
怪我したところなんて見たことないなぁ

一松兄さんもここにいるし

トド松?

いや、あんまり戦わないトド松が危ない目にあって逃げないわけないし
そもそも、トド松がアジトに僕たち以外を入れたこともないし




うーん、


誰なんだろ。




でも、カラ松兄さんがこんなに必死になるのは

兄弟のためだからな





そんなことを考えていると


「十四松、もういい。歩ける」


と、言って僕の上から降りる一松兄さん




その声にようやく一松兄さんがついてこれていなかったことを知ったカラ松兄さんは

「す、すまない!案内するつもりが、置いていってしまった!」



と、眉毛を下げて心配そうに一松兄さんを見た



「…チッ」


と、舌打ちだけ返した一松兄さんの顔も、
いつもと違って真剣だった


僕の方もチラリと見て、もう一度一松兄さんのほうを見てから
立ち止まって口を開いた
そこは病室の扉の前。



「…実は____」






ーーーーーーーーーー
十四松sideって難しいね!
なんか難しいこと言ってる!
キャラ?何それ美味しいの?
何も考えずに、ただ書いているとキャラがぶれます。
かなり。

設定もガバガバ。
もうすぐ続編に行きたい頃です(本題)

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こたつ(プロフ) - 林檎さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて光栄です!更新はもう少々お待ち頂けると嬉しいです (2016年6月1日 15時) (レス) id: 84292a694d (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - この作品とても心にきておもわずないてしまいました (2016年5月31日 20時) (レス) id: 99a581fe59 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ(プロフ) - エリカさん» コメントありがとうございます!テスト期間が終わり次第更新頑張ります!ありがとうございました! (2016年5月20日 1時) (レス) id: 84292a694d (このIDを非表示/違反報告)
エリカ - 更新頑張ってください! (2016年5月19日 23時) (レス) id: 516a27e0b4 (このIDを非表示/違反報告)
こたつ(プロフ) - 黒猫さん» コメントありがとうございます!自分の作品で泣いてくださる方がいるなんて…!恐縮です…。これからもぼちぼち頑張っていきます!ありがとうございました! (2016年3月24日 18時) (レス) id: d698e139af (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こたつ | 作成日時:2015年12月24日 0時

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