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#1 ページ1

校内にチャイムが鳴り響く。




私は目の前の扉を思いっきり開けた。

クラス全員の視線が一気に私に集まる。

その中には、彼の姿もある。



先生はまだ来ていないみたいで、ふぅと肩を落とす。

窓側から二番目の列の後ろ側。

そこに向けて足を進める。


ガタンと椅子をひくと、いつもの口調で話しかけてくる彼。



「またか。」


姿勢がよく、左手には綺麗に巻かれたテーピング

緑間真太郎は深く溜め息をつきながら私と目を合わせる。

なぜ私は彼の隣の席になってしまったのか、と軽く後悔している。



『またか、って思うなら迎えにきてよ!家隣じゃんか!』



真太郎の家は、私の家の隣で…
部屋から真太郎の家を見ると大抵は机に向かって勉強している姿が見える。



「俺がそんなことをするわけないだろう。自分で起きることくらい身につけておけ。」



眼鏡のブリッジをあげながら私に言い放った台詞


その言葉は正論で、そーですか。としか返せなかった。









「ところで、A。鞄はどうした。」



『へ?』




手元を見てみるが、真太郎のいう通り鞄が見当たらない。

落としてきた記憶もないということは、持ってきていないということになる。









「馬鹿め。」






言い返そうとしたが、先生が来て言えなかった。




そのまま1日が始まった。

#2→



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設定タグ:恋愛 , 緑間真太郎 , 黒子のバスケ   
作品ジャンル:アニメ
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美零(プロフ) - 置物娘OLDCODEXにハマりかけさん» できますよー!ぜひ! (2018年12月8日 16時) (レス) id: 76514c21bd (このIDを非表示/違反報告)
置物娘OLDCODEXにハマりかけ(プロフ) - 了解です!それと、ボードの方でお話しって出来ますか? (2018年12月8日 15時) (レス) id: 07cbb82d44 (このIDを非表示/違反報告)
美零(プロフ) - 置物娘OLDCODEXにハマりかけさん» そんなハイスペックな高尾が好きすぎて…(  ̄▽ ̄)是非、他の作品も見てみてください! (2018年12月8日 15時) (レス) id: 76514c21bd (このIDを非表示/違反報告)
置物娘OLDCODEXにハマりかけ(プロフ) - 本当そんな感じでした。高尾なら絶対あの状態を放っては置かないと思います (2018年12月8日 15時) (レス) id: 07cbb82d44 (このIDを非表示/違反報告)
美零(プロフ) - 置物娘OLDCODEXにハマりかけさん» コメントありがとうございます!恋のキューピッドのような高尾を書けたのではないかと思っております!! (2018年12月8日 15時) (レス) id: 76514c21bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜庭美零 | 作成日時:2018年4月21日 23時

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