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第四話 ページ5

そして、こっくりこっくり船を漕ぎながら授業を終えるとお昼の時間なのか、やけにざわざわしている。


私は、静かな所に行きたかった為に、屋上へ向かった。


ガチャリ と屋上の扉が開く音が屋上に響く。


そよそよと、初夏の風が吹く。


誰も居なさそうだ。


日影に座り込み、一人で黙々とお昼を食べていると、ガチャリと音が鳴る。


誰だ?

「ふぁ……眠みぃ……」
「確かに眠いですね」
「わざわざ此処で食べる必要などないだろう。赤司。」
「まぁ、いいじゃないか。気持ちいいだろ?」
「そーだけどさー。」
「まぁまぁ、気持ちいいんだからいいんじゃないスか?」
「そーだよ!!」


この声は………カラフル集団か。


また、私の時間を食い散らしやがって(怒)


ハァ……今日は、ブクロにでも行って暴れまわって来るか。


それがいい。と自問自答していると、声がだんだん大きくなってくるじゃないか。


ヤバイヤバイと移動しようとしたとき。


見つかってしまった。


桃「あれ、雪見さんじゃない?」
黄「本当だ。雪見サーン、一緒にご飯どうッスか?」


どう答えるべきか。
こいつらは案外女に好かれてるらしいし、駒には使えるだろう。


A「あ、良いんですか?」


猫を被って、取り合えず仲良くしておくことにした。


桃「いいよ!いいよ!赤司くん達も良いよね?」


「「良いですよ/構わん/良いんじゃね?」」


はぁ……、また面倒な事をしてしまった。


A「皆さん、仲良いんですね。」

桃「そーだね。皆、バスケ部なんだよ。あ、Aちゃんって呼んで良い?」


A「良いですよ。じゃあ、私もさつきちゃんと呼ばせて貰いますね。」


桃井さつき………か。
要注意だな。よく見ている。
カラフル集団は、見ていると目がチカチカする。


紫「あー、黄瀬ちんの卵焼きうまそー。いただきー!」


黄「あっ!!ちょっ!!ちょっと………紫原っちィ〜!!」


青「お、テツの弁当旨そうだな。」


黒「絶対にあげませんよ。」


赤「紫原も青峰も自分の弁当を食べろ。自分の位あるだろう。」


緑「頼むから静かにするのだよ。」


こいつには、あまり同意したくは無かったが今回は同意だ。

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カ子 - パスワード知りたーい (2019年1月17日 14時) (レス) id: 51fc793944 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア - 面白いです。続編も読みたいのでパスワード教えてください。お願いします (2016年12月6日 19時) (レス) id: 4310b717a4 (このIDを非表示/違反報告)
総実@最近腐ってきました;(プロフ) - 飴さん» レス遅れてすみません!!ありがとうございます!!続編、是非見てやってください!! (2014年8月6日 23時) (レス) id: dcb2d4a228 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編楽しみです!!! (2014年7月25日 9時) (レス) id: 60f2ef68e1 (このIDを非表示/違反報告)
総実@最近腐ってきました;(プロフ) - 宮路真さん» シズちゃん好きですか。喜んでもらえて良かったです。口調とか間違ってたら教えてください。シズちゃんにはもう少し活躍してもらうのでお楽しみに! (2014年7月9日 17時) (レス) id: dcb2d4a228 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:総実 | 作者ホームページ:ありません(´・ω・`)ショボーン  
作成日時:2014年4月10日 0時

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