第四十話 ページ40
黒子side
部活のロードワーク中に見たのは、楽しそうに狂わしい笑顔を浮かべながら、軽快にスキップをしながら校門を出ていく黒髪の美しいAさんだった。
もう一周して校門の辺りを見ると、彼女の特徴的な黒髪が地面に広がっていた。
倒れてる。そう判断した僕はロードワーク中にも関わらず、Aさんの元に駆け寄った。
黒「Aさんっ!!Aさんっ!!聞こえますか??」
声を掛けても反応がない。
すると、後ろから海原くんがやって来て、僕が先生を呼んできてください。と頼むとAさんの様子を一目見て血相を変えて、駆け出していった。
先生を呼びにいってもらっている間に僕は、彼女の華奢な細い身体を抱き抱えて保健室まで運んだ。
Aさんが目を覚ます気配は無く、ただ呼吸をする音と、外のロードワークをしている運動部の掛け声などが聞こえる。
あぁ、抜けてしまったけどまぁ、仕方ないですね。と自己解決した。
そんな沈黙も束の間、直ぐに桜田先生を連れて海原くんがやって来た。
桜「雪見さん?!救急車呼びましょう!!付き添ってくれる人いる?」
僕と海原くんが同時に手をあげ、先生は呆れたような顔をして、良いわ。雪野さんをよろしくね。と言って救急車を呼んだ。
ピーポーピーポーと物騒な音が聞こえてくると、Aさんが担架に乗せられ運ばれた。
僕もついていくと、詳細な事を聞かれて全て答えた。
僕も、海原くんも二人して凄い顔をしていたんだろう。
救急隊員の人達が少し引いていた。
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カ子 - パスワード知りたーい (2019年1月17日 14時) (レス) id: 51fc793944 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア - 面白いです。続編も読みたいのでパスワード教えてください。お願いします (2016年12月6日 19時) (レス) id: 4310b717a4 (このIDを非表示/違反報告)
総実@最近腐ってきました;(プロフ) - 飴さん» レス遅れてすみません!!ありがとうございます!!続編、是非見てやってください!! (2014年8月6日 23時) (レス) id: dcb2d4a228 (このIDを非表示/違反報告)
飴 - 続編楽しみです!!! (2014年7月25日 9時) (レス) id: 60f2ef68e1 (このIDを非表示/違反報告)
総実@最近腐ってきました;(プロフ) - 宮路真さん» シズちゃん好きですか。喜んでもらえて良かったです。口調とか間違ってたら教えてください。シズちゃんにはもう少し活躍してもらうのでお楽しみに! (2014年7月9日 17時) (レス) id: dcb2d4a228 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:総実 | 作者ホームページ:ありません(´・ω・`)ショボーン
作成日時:2014年4月10日 0時