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第十五話 ページ16

朝、今日はどんよりと雲っていてまさしく『曇天』という文字が似合う様な天気だ。


昨日は散々な一日だった………。


私は、物心着いたときから孤児院にいて親の顔も覚えていない。

覚えていることと言ったら、目の色と髪の色で嫌がらせされていた事かな。

あの頃の私は、泣き虫でとても弱かった。

こんな風に変わったのはいつからかな………。

思い出せないや。思い出せないということはどうでもいいことなんだろう。と頭の中で勝手に解釈をしてパンを口に入れる。


A「美味しくない。」


その後は、いつもどうりカラコンを入れ伊達眼鏡を掛けて、髪をポニーテールに結ぶ。そして、誰もいない家に『いってきます。』といって学校に行く。


筈だった。


歩いていくと、カラフル集団が100mくらい先にいて振り向かれたらバレる位だ。


最悪だ………。
バレれても面倒だしなぁ………と考えているとあの厄介な黄色頭が振り返った。


そして、カラフル集団に言ったのか全員が此方を向く。

その後、桃色の桃井さつきが私に声をかけた。


桃「Aちゃーん!!おはよう!!」

A「おはようございます。さつきちゃん。」


と、走ってかけよりながら言う。


100mくらいあんだぞ?朝から走らせんなよ。


と心の中で言いつつ、笑顔を張り付ける。


A「皆さん、いつも一緒なんですか?」

黄「ああ、そうっすね。大体一緒っすよ?」

A「そうなんですか。」

桃「Aちゃんはいつも一人なの?」

A「ええ、私は一人で充分ですから。」

桃「そうなんだぁ〜、Aちゃんは強いんだね。」

A「強いんですか?」

桃「うん!私じゃ、きっと一人じゃ無理だもん。」

だろうね。

A「そうですか?いつも一人だったというか、一人なのでそう言うの考えたことなかったです。((ニコッ」

その後は、この様な談笑をしつつ学校へ向かった。


学校では、また厄介な奴が来ていたのだが………。


そんな事、予想すらせずに。

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カ子 - パスワード知りたーい (2019年1月17日 14時) (レス) id: 51fc793944 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア - 面白いです。続編も読みたいのでパスワード教えてください。お願いします (2016年12月6日 19時) (レス) id: 4310b717a4 (このIDを非表示/違反報告)
総実@最近腐ってきました;(プロフ) - 飴さん» レス遅れてすみません!!ありがとうございます!!続編、是非見てやってください!! (2014年8月6日 23時) (レス) id: dcb2d4a228 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編楽しみです!!! (2014年7月25日 9時) (レス) id: 60f2ef68e1 (このIDを非表示/違反報告)
総実@最近腐ってきました;(プロフ) - 宮路真さん» シズちゃん好きですか。喜んでもらえて良かったです。口調とか間違ってたら教えてください。シズちゃんにはもう少し活躍してもらうのでお楽しみに! (2014年7月9日 17時) (レス) id: dcb2d4a228 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:総実 | 作者ホームページ:ありません(´・ω・`)ショボーン  
作成日時:2014年4月10日 0時

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