神威「俺の女？………宇宙一強い女だよ^^そしてこの世で一番美しいんだ」

過去 ページ18

ある日、父が帰ってきた



そしていつものように母に暴力をふるった



貴「お父さんやめて！」



私は父の足にしがみついた。



父「離せクソガキ！！！！殺すぞ！」




すると母は私を突き飛ばした




母は大丈夫、と微笑みを浮かべて私を父から離した



殴られながら手で行け、とサインを送られる。



5歳の私は泣きじゃくりながら家を飛び出した






********




家から離れた河原へ行った



石垣に座りひたすら泣いていた



無力な私


父が憎い



でも怖くて…


殺せない



考えるだけで頭がパンクしそうだった



これほど自己嫌悪に陥ったことはない




？「────そんなに泣くこともないだろう？」





気づけば隣に少年がいた



自分とあまり歳が変わらないくらいの子



目が合うと少年は微笑んだ




？「あまり泣きすぎると目が腫れて大変なことになっちゃうよ」





この時私は思わず泣き顔を見られたことに腹を立ててしまった



貴「別に…関係ないし」




？「えー、声押し殺して泣くほど辛そうなのに？」





貴「……………うるさい」

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