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#パドキア共和国西空港 バスターミナル
キルア「あ、もうすぐ空港に着くな。」
「本当だ！」
キルア「拷問の話できる奴なんて中々居ねぇし、楽しかったぜ。」
「うん、私も。」
クラピカ(彼らに拷問が痛いとか苦しいとかいう感情はないのだろうか。)
バスが段差にガタンと傾くと、「只今 西空港前、西空港前」という車掌さんの声が車内に広がる。
キルア「おいゴン、起きろ。」
「レオリオ 起きて。」
ゴン「んー…」
レオリオ「もう着いたのか、早ぇな。」
ぐぐぐっと背伸びをしながら外に出て、私達はターミナルのベンチを囲んだ。
最終試験からキルアと再開するまでに、各々が疑問に思ったことや見つけたものの情報交換をするために。
クラピカ「＿＿＿で、奴らがやってくるのが9月1日だということだ。」
クラピカが言うには、9月1日に開催されるヨークシンのオークションで例の幻影旅団がやってくるとのこと。
私達は、その日を約束にしてそれぞれがやりたいことを進めることにした。
ゴンは父親探しの旅と、そのための特訓。
キルアはゴンの付き添い。
レオリオは医大の受験勉強で、
クラピカは求職。
ハンター試験中から言っていた通りに、それなりに将来のビジョンが決まっている感じ。
皆凄いなぁ。
それに比べて、私まだやりたいこと決まってないや。どうしようかな。
顎に手を当てて唸っていると、クラピカが顔を覗き込んでくる。
クラピカ「Aはこれからどうするんだ？」
「問題はそこなんだよね。私 組織の人から逃げられるならなんでもいいし…。」
ゴン「じゃあさ、クラピカに着いて行けばいいんじゃない？」
「え、どうして？」
ゴン「だって、逃げるってことは遠くに行くってことでしょ。遠くに行くにはお金がかかるじゃん。」
「なるほど！」
キルア「なるほどって、そんな事すら考えずに試験受けてたのかよ…。」
ちらりと期待する目を向けると、彼は「私は別に構わない。」と返してくれた。
「じゃあ私クラピカのとこ着いて行ってお金貯める！」
レオリオ「おう、そうと決まったら＿＿＿」
「「「「「9月1日にヨークシンシティーで！」」」」」
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ユーハ(プロフ) - 凄く良いですよね！私も大好きです。 (2020年11月7日 20時) (
レス) id: b943d98333 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - ユーハさん» コメントありがとうございます。はい、旧ハンターの声優さん達が大好きなので入れちゃいました(^^) (2020年11月6日 20時) (レス) id: c18fa87c81 (このIDを非表示/違反報告)
ユーハ(プロフ) - HUNTERHUNTERの舞台の話も入れてるんですね！とっても楽しいです。体調に気をつけて更新頑張ってください！ (2020年11月6日 18時) (レス) id: b943d98333 (このIDを非表示/違反報告)
かにかま(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます(^^) ご期待に添えますように頑張りますね！ (2019年8月20日 3時) (レス) id: 39e4a96b67 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2019年8月20日 0時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かにかま | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/0660ea0a061/
作成日時：2019年8月16日 17時
