【黒バス】私とアイツは幼馴染

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桃「……てくださ…」

貴「………」

桃「起きてください」

貴「……ん」

桃「結城さん！起きてくださーい！朝ですよ‼」

貴「…だれ………しゅう…？」

桃「桃井です！いい加減起きないと怒られますって！」

貴「ももい…………？あ…おはよぉ……」

桃「おはようございます…やっと起きましたね…」

貴「んー…ごめんなぁ…」

桃「いえ…」


ふあ、とあくびをして伸びをする

ベッドから降りて顔を洗おうと歩くと部屋のインターホン？がなった

開けるとシュウと赤司が立っていた


赤「おはようございます」

貴「おはよー、赤司」

虹「……随分眠そうだな」

貴「さっき起きたの…シュウもおはよう…」

虹「おはよう。さっきってお前……桃井に迷惑かけんなよ」

貴「ごめんって……」

虹「まあいいや、とりあえず起きてんだな？確認取れたから行くわ」

貴「うん…」

虹「寝てんじゃねーよ、起きろ！」

貴「じゃあ起きるから……赤司もらう…」

赤「え」

虹「やんねーよ‼」

貴「ああ…赤司が……」

赤「あ、あの、結城さん。あとでまたお会いできるので離してもらえませんか……」

虹「振り払え赤司」

赤「そんなわけには」

虹「顔洗って目覚ませお前は」

貴「はあい」

虹「じゃあな」

貴「うん」


私はドアを閉めて洗面所に向かう

……眠い

顔を洗って着替える

…朝飯どこだっけ


貴「桃井…」

桃「はい？」

貴「飯何処だっけ」

桃「昨日と同じ場所ですよ」

貴「ああ…わかった」

桃「どこか具合悪いんですか？顔色が…」

貴「いや…貧血持ちだし低血圧だからいつもなんだ」

桃「そうなんですか…」

貴「じゃあ朝食会場に行くか」

桃「あ、はい！」


私は桃井と部屋を出て昨日と同じところに向かった

……まあまた私とシュウは隣なわけだ

…つーか私、そんな食わないからなぁ

朝はあっさりで良いからこんなに出されても食い切れない


貴「シュウ、そっちのパン取って」

虹「おー」

貴「あー…眠い…」

虹「寝癖ついてる」

貴「あとで直す…」

虹「…あと１つ言っていいか」

貴「なに」

虹「Tシャツ前後ろ反対」

貴「………うそだ…」

虹「本当だって」

貴「も、桃井……教えてよ…」

桃「えっ！それで合ってるのかと思って…」

虹「だからヨレヨレの前後ろが分かんねーようなTシャツ着るなっつったろ」

貴「まだ着れるじゃん」

虹「せめて部屋着にしろ」

貴「…じゃあそうする」

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