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紫「へ〜、キャプたちって元ヤンなんだ〜」

青「あー、でも分かる」

緑「そうだな……」

黒「………」

赤「黒子、大丈夫か」

桃「きゃーっテツくん!」

貴「…聞いてたのかよ」

虹「あーほんとマジないわ。お前まだ耳塞がってねーの?」

貴「そんな早く塞がるわけねーだろ」

虹「へー、ほんとだ」


シュウが私の耳に顔を近づける

指で触るからくすぐったい


貴「ねえくすぐったい」

虹「ふうん?」


わざと耳をくすぐるように指が動く

コイツ…‼


貴「ちょっ、ぁ、くすぐった、い!バカ‼」

虹「ふー…」

貴「ひっ…」


不意打ちで耳に息を吹きかけられ、ストンと座る形になってしまった

バランスを崩さなかったのは赤司が支えてくれたからだ


赤「大丈夫ですか?」

貴「赤司〜〜!シュウがいじめる…」

赤「いじめないであげてください、虹村さん」

虹「いじめてねーよ」

赤「あ、でも本当に耳に開いてるんですね。あれ?しかも2つ…」

貴「あー‼赤司のバカ!見るなよ‼」

赤「…すいません」

虹「つーか開けたお前が悪いだろ」

貴「うるっせぇよ!人の耳に開けたくせに!」

紫「……え、なに…キャプが開けたの?」

虹「あ〜〜…違うんだよ違うって」

青「人の耳に……」

虹「コイツが開けるって言ってたから冗談で開けて良いかって聞いたら良いよって言ったんだよ!」

緑「それで開けたんですか…」

虹「俺も開けようと思ったけど痛いの嫌だし…でも開けてみたかったし…コイツが良いって言うから…」

黒「合意じゃなかったら傷害事件になりかねませんよ…」

赤「もう大丈夫か?」

黒「大丈夫です…お騒がせしました…」

貴「自分でやるのは良いけど人にやるの怖くない?」

虹「痛くねぇ方が良いだろ」

貴「ズレたらとかあるじゃん」

虹「………考えてなかった」

紫「うわー、キャプってばサイテーだし」

虹「中1のガキがそこまで考えねーだろ!」

青「考えろよ…」

赤「…ということは開けたのは去年なんですね」

貴「……そうです…」

緑「やんちゃしてたというのは去年の話なんですか」

貴「くっ…頭良いとこれだもんな…」

虹「悪かったよ…」

貴「…そういう時期って誰にでもあるじゃん」

紫「そう?」

貴「お前らは今からだろうが…私らは終わったの」

虹「そうそう」

貴「この話は終わり!お前ら練習しろ!」

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猛禽類 - とても面白い作品です!頑張ってくださいね! (2020年10月12日 16時) (レス) id: dcfbcdf279 (このIDを非表示/違反報告)
ねお - 一人称は『私』で統一して欲しいです。凄く読みずらい。 (2019年5月18日 22時) (レス) id: 8f6dc334bb (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 主人公が一人称『俺』になったり『私』になったりはなにか意図が…?とか思いますがおもしろいです!応援してます! (2018年2月25日 1時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:碧夜叉 | 作成日時:2017年10月9日 20時

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