[ツイステ] 俺の幼馴染 [ケイト・ダイヤモンド] (ページ4)

今日:21 hit、昨日:14 hit、合計:234,254 hit

幼馴染３日目ページ4

「いいかい。片方でばかり噛んでいると顔の輪郭が歪んでしまうんだ」

『ほぅ』

「改善策としては、やはり両方均等に噛むことだ。
　そしてもっと効果を高めるためにはフェイスマッサージ...そうだね、ヴィルにやってもらうといい。とても
効くよ

＿＿＿＿ね、ヴィル」

「そうね」

『ぎゃっ！？』

2人で話していたはずが突然真上から降ってきた声に、驚きのあまり品のない声が喉から発せられた。

「何カエルが潰されたみたいな声出してるのよ」

『び、びっくりした』

お昼をもって私を見下ろして立っていたのは先生に呼ばれていたはずのヴィル

彼は当然のように私の隣に腰掛ける

そして私の顔を掴んだと思うと指の第二関節を使って私の顔の輪郭をなぞり始め...いだダダダだッ

え、何。めちゃくちゃ痛いんだが

『痛い痛い痛い痛い』

「ちょっと我慢しなさい。美しくなるためよ」

『え、ちょ！別に頼んでな...あ”あ”あ”ぁぁぁ！』

彼の両腕を掴んでみるも全くびくともせずされるがまま激痛が続く

「どんだけ老廃物溜まってるのよ」とお怒り気味のヴィル。ヴィルといいルークといいポムフィオーレって上品な見た目したゴリラの集まりなんじゃないかと思う

結構豪快なとこあるよね。

激痛マッサージ開始から５分。やっと地獄から解放された私は自分の頬を抑え痛みの余韻を感じていた

確かに血行は良くなったともうが容赦なさすぎて泣いた。

ヴィルが鏡を見せてくれたため確認すると確かにどことなく顔がシュッとしている

ちょっと感動した。
私も一応女の子なので。

「随分顔がすっきりとしたね！トレビアン！」

「私の手にかかればこんなの当たり前よ」

因みにこの男、ずっとニコニコしながら眺めてた。許さん。