【東京喰種】▼アオギリに愛されてみる？【男主】 (ページ6)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:13,309 hit

▼アジトページ6

｢ここが俺たちのアジトだよ｣

連れてこられたのはぼろぼろのビルのようなところだった。

周りは木で囲まれていて、なんとなく暗い感じだなとぼんやり考えた。

｢入るよ｣

中もぼろぼろとしてた。

こんくりーとだらけで少し『さっぷうけい』だなあなんて考えたりしてるうちにタタラさんは足を止めた。

目の前には扉があった。

アヤトくんはすっと僕を下ろした。

少しよろけたもののすぐに立ち直す。

ポケットから小さな何かをとりだし、扉につきさした。

多分この部屋の鍵だったんだろう。

｢はいって｣

中には少し大きめのベッドに天井近くまでの高さをもつ横にも縦にもおおきい本棚_でも本は一冊もなかった_にもう一つ奥のほうに扉。

それだけだった。

｢ここが今日からAの部屋だよ｣

｢…僕、の？｣

｢うん、そうだよ。文句、あるの？｣

｢何も。でもこんなに広いところ、いいの？｣

｢勿論、｣

マスクのせいで口元は見えなかったけど目はちゃんと笑っていた。

｢あり、がとう｣

ぺこり、と軽く頭を下げれば頭をぎゅっと撫でられた。

｢…タタラさん。もうすぐ会議が…｣

｢あれ、アヤトくん。もうそんな時間だった｣

｢じゃあ暫くここで大人しくしててね、A｣

｢う、ん。タタラ、さん。アヤト、くん。｣

もう一度くしゃり、と頭を撫でると２人は出ていった。

鍵をかけるがしゃんという音がした。

___

放置しててすみません、
リゼさんの方にサイトを持たせて頂いて、そちらの整備に追われていました。

そのことですが、いずれ占いツクールで連載している夢小説もそちらに移転するつもりです。

ですがまだ暫くはここで書いていこうかなとおもっています。

ジャンルは違いますが、もし見たい方がいたらコメ欄でどうぞ。うあるお教えします。