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chapter3 ページ4
授業終わりの放課後。担任の先生に「お願い」と言われ渡されたプリントが私の目の前で山になっていた。先生曰く明日の会議で使う資料とのこと。それをホチキス止めするのを手伝って欲しいと言われ今の現状に至る。退屈な時間になりそうだと思いながら作業を開始してから15分が経過した時、資料室のドアが開いた。
「いたいた」
「京治」
そこには帰ったと思っていた京治がいた。時計を見ると部活を開始している時間。それなのに資料室に来た京治の姿に疑問を覚える。
「部活は？」
「今日は休みだよ。さっき先生にAのことを手伝ってって頼まれてさ」
「ふーん。ならそこの資料だからよろしく」
カチカチと資料をホチキスで止め束にする作業を淡々とこなしていると、あっという間に外が茜色に染まっていた。
「これで全部終わったから。先生からはこのまま置いといてだって。明日の朝取りに来るらしいよ」
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れーと - こういうお話大好きです。最後まで頑張ってください。 (12月10日 16時) (
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作者名：黒猫 | 作成日時：2023年8月24日 14時
