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その後もAは次々に点を決めていった
敵を華麗に抜き、シュートを決める姿はキセキの世代青峰大輝、黄瀬涼太のようであった
また、身長の差を感じさせないほどのジャンプで敵のシュートを弾き落とす姿は紫原敦のようで
そして味方に的確にパスをし、チームのポテンシャルを最大限に引き出す姿は赤司征十郎のようであった
キセキ-黒-桃「「……ッ！！」」
観客、相手チーム、その場にいるすべての人が彼女のプレーに魅了されていた
・
ピーーーーーーィｨｨ！！！
試合終了
黒鉄中学校VS豊ヶ岡中学校 89VS61
なんと第３Q終了時点では20点以上あった点差がAの加入により、黒鉄中の逆転勝利となったのだった
「「礼！ありがとうございました！！」」
試合が終了し、それぞれのチームが自分たちのベンチへ戻って行った
黒鉄-監督「皇、よくやった。」
A『いえ……』
Aはベンチでジャージを受け取り、肩に羽織ってコートをあとにした
そして彼女が歩き出すと、彼女の左耳に付いた赤色のピアスが揺れながら再び輝いていた
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・
赤「……やはり彼女はただ者ではなかったようだね。」
緑「あの女なに者なのだよ。」
赤司と緑間はコートを去るAを見つめていた
黄「さっきのプレー、あの女子結構やるみたいッスね。」
紫「うーん、女子にしてはやるんじゃなーい。」
青「まっ、少しは楽しめそうじゃねーの。」
黄瀬、紫原、青峰もコートを去るAを見つめ、明日の決勝に期待を寄せていた
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--体育館内の医務室--
黒「……桃井さん。彼女は一体、、」
黒子は小さな声で桃井に尋ねた
桃「ごめん、テツくん。あの子を見るのは初めてで全くデータがないの…」
黒「そう、ですか…」
黒子と桃井は不安そうな表情でデレビ画面を見つめていた
・
それぞれがさまざまな思いで明日の決勝戦を迎えようとしていた
そして準決勝第２試合20点以上の点差を一人でひっくり返し、
チームを勝利に導き、プレーで観客、選手、すべてを魅了した彼女は
その漆黒のような黒髪から
「黒鳥」
そう呼ばれるようになった
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・
そして
ー全中決勝ー
多くの人々が「キセキの世代」と「黒鳥」との対決を待ちわびていた
しかし、彼女が姿を見せることはなかった
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滅夜(プロフ) - このお話最高です！更新頑張ってください！ (2021年2月7日 22時) (
レス) id: f73ab42924 (このIDを非表示/違反報告)
カラメルプーリン - ほえええええええええ！！！続きが楽しみです！！更新頑張ってください！！ (2020年12月19日 10時) (レス) id: 836661e0c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペンギン | 作成日時：2020年9月6日 12時
