四日目 そんな、何か。 ページ1
Aはベットから起き上がり、一護と向き合う。
『…一護が……助けたの…?』
「……あぁ」
Aの問いに一護は小さく、しかしはっきりと言葉を返す。
あの夜。
冬空に見えた太陽は、やはり一護だったのだと改めて視認する。
『……一護は…知って、いたんだよ……ね。』
「……あぁ」
知っていたとはもちろん姿を消した“彼ら”の事である。
Aは深く俯き、一護はそんなAを重苦しい表情で見つめる。
そして口を開いた。
「……会わせてぇ、人がいる…から………外で待ってる。」
そう言って立ち上がると一護はAの部屋を静かに出て行った。
一人、部屋に残されたAの中に様々な想いがめぐる。
失意・孤独感・隔意……そんな、何か。
『……着替えなきゃ…ね。陽炎、黎?」
Aは静かにその場にいない“モノ”に向かって呼びかけた。
その声に反応するように、Aの“影”が≪2つ≫立ち上がり、うっすらと微笑んだ。
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革ベルト
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ひぐらし - すごく面白かったです!!! (2014年9月1日 13時) (レス) id: 30b74e9dd4 (このIDを非表示/違反報告)
竜牙 - どーも!面白かったです!! (2013年11月1日 9時) (レス) id: 57dfd78715 (このIDを非表示/違反報告)
天月(プロフ) - はじめまして!君僕とてもおもしろいです!!はやく続きがよみたいです(((( (2013年1月3日 22時) (レス) id: 0ea1a3c7cf (このIDを非表示/違反報告)
雛川さん(プロフ) - 雪羅さん» こちらこそ宜しくお願いしますッッ!! (2012年11月3日 21時) (レス) id: 47663c16a7 (このIDを非表示/違反報告)
雪羅 - 雛川さん………めっちゃ面白いww特に君僕がwwあ。私、少学5年です。ww友希いいですか? (2012年10月28日 8時) (携帯から) (レス) id: aef387bd4a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雛川さん | 作成日時:2012年10月20日 22時