SMILE GIRL # １

先輩と後輩たち　１ ページ4

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『 ねえ、先輩なんだけど。 』






そんな一言を言わせるのは、普段から生意気なこいつらしかいなくて。






樹「 え？ 」



健太「 なにが？ 」



昂秀「 あれ、Aさん僕の１個下じゃなかったっけ？ 」




『 藤原、神谷はまあいい。許す。けど、鈴木お前はちげーだろ！！ 』





って言って、ヘッドロックする。





昂秀「 痛い痛い！！ 笑 」



『 なんで笑ってんの。怒られてるのに。 』




樹「 Aさんがチビ過ぎるから 」


『 ふざけんな 』





RIKU「 あっははっ 笑 」



『 もう！！笑ってないで助けてよ！りっくん！！ 』





同期のくせに助けてくれなくて、４個下と３個下のくせに生意気で、腹立つ。






『 はあ〜あ。私には先輩としての威厳ってものがないのか 』


彰吾「 ないです。 」




楽屋でたまたま隣になった山彰に、そういわれてまた落ち込む。

後輩たちにいじめられてるのなんて、私しかいないと思う。






『 みんな優しくないひどいわ 』



翔吾「 どうしたんですか〜？ 」



『 わ、翔吾〜！！ 』




にこにこのほんわかした笑顔で話しかけてきてくれて、まじで癒やし。





『 まじで翔吾ほんと癒やし。りっくんのとこじゃなくて、これからはAのとこにおいで？ね？ 』



RIKU「 うちの翔吾取ろうとしないで！！ 」



『 翔吾は、みんなの翔吾じゃん？ 』




“ でも翔吾は俺のなの〜 ”とか言って翔吾をお姫様だっこしてどっかに連れて行った。






壱馬「 大変そうっすね 笑 」



『 わあっ、ここにも古川チルドレンがいた。しかもランペのセンターボーカルで、イケメン！！ 』



壱馬「 どういうことですか？ 笑 」



『 しかももれなくまこっちゃんと翔平もついてくるじゃん、最高！！ 』



壱馬「 ああっ、待って！！慎〜！臣さんからLINE来たんだけどどうすればいい！？ 」





だめだ。壱馬は臣さんチルドレンで、優しいことには変わりないけど、だめだ。








　

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