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それから、ヴィクトルと私はその場に座り。
花火大会は7時からなので
それまでの1時間は
色々お互いについての話をした。
「お兄ちゃんはね…ずっと私の味方だったの。」
ヴィ「そうなんだ…Aの思い出は勇利とのことが多いんだね…」
私の子供時代、お兄ちゃんとの思い出
ヴィ「俺は高卒でフランスに修行に行って、それから七年ずっとフランスで活躍してたんだ…」
ヴィクトルの子供時代、パティシエ時代のことなど…。
どんどん私の知らないヴィクトルを知っていくことができて
凄く嬉しかった。
夢中になって話をしていた時だった
ヒュー
ドンッ
「うわっ…」
大きい音にびっくりし、その方向を向くと…
「綺麗…」
ヴィ「ははっ、Aはじめてだもんね。だろ?ほんと、花火大会は何回来ても飽きないよ…」
花火大会が始まった。
てことは…
私は周りを見渡す。
…やっぱり
ふたりきりだった河川敷は
たくさんの人で溢れていた。
私は本当にこの人混みが苦手だ。
…でも。
ヴィ「あ、A!今のニコチャンだったよ!」
こうやって、好きな人と一緒に見られるなら…
人混みも悪くないかも…ね。
来年は関係が変わって、また2人で来れたらいいのに。
なんて。
私はそっと、
大きく、綺麗に打ち上がった
ハート型の花火にむかって、そうお願いした。
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朝霧ほのか(プロフ) - 読ませていただきました。私も、今年受験生で、第一志望に落ち、就職することになりました。素晴らしい作品を書いてくださったハルノさん、これからも、占ツク卒業しても応援してます!楽しかったです。ありがとう。 (2017年4月2日 8時) (レス) id: c1e5225473 (このIDを非表示/違反報告)
ナツキ(プロフ) - 初コメント失礼致します。ユーリの夢小説を読ませていただいたのはこの作品が初で、最高な終わり方で感動いたしました。占ツクを卒業されたのはとても悲しいですが 頑張ってください!! 応援しています!! (2017年3月31日 19時) (レス) id: 417c5d1e72 (このIDを非表示/違反報告)
ハルノ(プロフ) - 紫狼さん» コメントありがとうございます!それは嬉しいです…(><)最高だなんてもう、むっちゃもったいないお言葉ですが、ありがたくいただきます!ありがとうございます!頑張ります! (2017年3月20日 1時) (レス) id: 1590472acd (このIDを非表示/違反報告)
紫狼 - めっちゃ面白いです!そして出会い方といい、設定といい、控えめに言って最高...!楽しみにしてます! (2017年3月20日 0時) (レス) id: 93ae002be5 (このIDを非表示/違反報告)
ハルノ(プロフ) - ねごとさん» ありがとうございます!直してきますね!!そう言って貰えると凄く励みになります!ありがとうございます!これからも頑張ります!! (2017年3月19日 19時) (レス) id: 1590472acd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハルノ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/05giogiotr2/
作成日時:2017年3月17日 18時