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近接戦最強とも言えるコンビが倒されたと報告された時は、正直驚いた。相手が戦闘と縁のない研究者達だったばっかりに、余計に。
俺は丁度飲み物を飲んでいて、優雅に管理部屋でくつろいで目を離していたのだった。
それは俺だけでなく、この場にいた全員が興味を持っている様子だった。
｢あれさぁ…夢じゃないんやんな？夢であってほしいわ｣
｢ばりゴツいマッチョの男にも負けたことなかったんにな。まさかあんなほっっそい女の子に投げ飛ばされるとはな〜シャオロン？｣
｢おい！やめろ｣
｢事実やん｣
｢……………………は、待って女の子なん？｣
まあ確かに、あの場にいた誰にやられてしまったと言えど驚くが、流石に男だろうと踏んでいた。
だというのに、あのシャオロンは女の子に投げ飛ばされてしまったらしい。
俺は驚いて声も出なかったが、コネシマは痺れを切らしたように大きな声で笑っている。
｢はっはっは！！！！！！！おまっ、お前、シャオロン…っ、女に負けたん？だっさ！！！！！！｣
｢うっさいわ。殺すぞチワワ｣
｢おうやってみぃや、女に投げ飛ばされるヤツに負ける訳ないわ｣
｢お前ら！今は内ゲバやめろや！｣
トントンが間に入り、本当に戦闘態勢に入ろうとする2人を止める。
他の皆も驚いたように2人を見つめていた。あのグルッペンでさえ目を見開いている。
｢………ちなみにどの女？まあ言われても誰？やけど｣
｢いや、Aやで｣
｢は？｣
｢…………、やっぱAさんか｣
シャオロンとゾムが倒されたことでも驚いたのに、その2人を倒したのは人質にとったあの彼女だという。
彼女のことはモニター越しに確認したが、とても男1人投げ飛ばせるような様子ではなかった。
か弱い容姿に見えて実は筋肉質なのか。ギャップ萌え・・・・・、とはいかないが。
｢トントンは知ってたのか？｣
｢いや。とても倒せる感じには見えんな。でも最後…、俺の事どうにかする気やった、あれは。｣
はあ、と彼は酷く落ち込んだ様子でため息をついた。
｢まあ、それも含めて彼女…いや、彼らから情報を聞き出す必要がある。明日、早速彼女から話を聞くとするか｣
｢…素直に話すとは思えんけどな。あの子結構頑固やで｣
｢お仲間と天秤にかければ一瞬だろう｣
｢ごめん！遅なった〜〜！！！｣
｢………もう終わりかけやけど｣
｢エッ！まじか！！まって！｣
｢さて、お開きにするか。解散！｣
｢ええぇ………｣
｢大先生、お前は来ただけマシや｣
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叶子(プロフ) - アキさん» そうおっしゃって頂けてとても嬉しいです！ありがとうございます！！頑張ります！！！ (2021年3月2日 19時) (
レス) id: 9eb6eeed7a (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - この作品のknｼﾏさんが好きすぎて更新が本当に楽しみです！とっても面白いです、応援してしています！ (2021年3月1日 19時) (レス) id: 41a4293417 (このIDを非表示/違反報告)
叶子(プロフ) - 方舟さん» いえ私は全く何の関係も知識もないド素人でございます(^^ は！看護学生の方でしたか・・！実際学ばれている方からすれば不自然な点が多々あると思います； なるほど！それは是非お聞きしたいですね。近々お迎えにあがりますのでどうかその際はよろしくお願い致します。 (2021年2月24日 1時) (レス) id: 9eb6eeed7a (このIDを非表示/違反報告)
ReiHeta(プロフ) - 叶子さん» のんびり、気ままに更新まちまこ (2021年2月23日 21時) (レス) id: bd92c2b39c (このIDを非表示/違反報告)
方舟(プロフ) - 続編前から読ませてもらっています。わざわざ薬の成分や、効き方を調べるだなんて…もしや本職だったりします？元（ここ重要）看護学生なのですが、時代相応かはさておき、あるある話等提供はできますので、必要があればお声がけ下さい。 (2021年2月23日 19時) (レス) id: 894a36e101 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚
| 作成日時：2021年2月23日 16時
