【あんガル】妹？いえ、"義妹"です【あんスタ】

二話 ページ3

学校に着いて教室へ向かう




私は二年A組。陽斗と一緒



あんま嬉しくない←




陽斗はこの学院一人だけの男の子だからね



色んなところから見物人が来たりしてうるさいんだよ


迷惑だよね←






｢あ、いずちゃんや〜。おはようさん｣


｢いっちゃん。おはよう｣



この子は星海こよいちゃん

私がこの学年で一番仲がいい子


一年生の時から二年間、ずっと同じクラスなんだ



｢いっちゃん、数学の宿題やった？｣


｢え？宿題なんてあったん？うそぉ！うちなんもやってへん！いずちゃん、この通りや！見せてや〜？｣


｢300円でいいよ｣←


｢金とるん！？｣


｢嘘だよ、はい｣


｢嘘！？いずちゃんの嘘は分かりにくいわぁ？｣





HRが始まるまでは、いっちゃんとお喋りしている


楽しいよ





暫くいっちゃんと話していると、



ｶﾞﾗｶﾞﾗ



｢コホコホ、おはよう｣


｢八朔さん、おはよう！｣



いっちゃんの従姉妹である、八朔つゆりさんが来た


八朔さんは病弱で、いっちゃんはいつも心配している



｢あ、つゆちゃんや......｣


｢行ってきなよ。いっちゃん？しょうがないから、ほんとはダメだけだ私が宿題やっといてあげるよ｣


｢ほ、ほんまに？......でもなぁ......｣


｢早く行かないとビンタするよ｣←


｢怖！？わかったわ、ちょっと行ってくるわ？｣


｢行ってらっしゃい｣




そう言って、いっちゃんは八朔さんの元へ駆けて行った




え？私は行かないのかって？



行かないよ。別に八朔さんと仲良くないしね






そっから少し経って、先生が来た

三話→←一話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す