ア メ ノ チ ク モ リ 。 【進撃の巨人 現パロ】

試し ページ34

・

『志望校判定模試？』



｢そうそう、やってみない？｣



8月、ハンジさんが家に来て差し出してきたのは模試の申込書




｢別に強制ってわけじゃないよ｣




｢クソ眼鏡のくせに、たまにはいいことやるじゃねぇか｣



｢ちょ！うるさいな！！！｣






模試…か

そりゃあ、志望校の合格判定とか知りたいしやってみたいけれど…




｢別に、金のことなんざ気にしなくていい。やりてぇのか、やりたくねぇのか｣





『や、やりたい…』




あっさり自分が考えてたことがリヴァイさんに分かってしまった。






｢おっけー！じゃあ、この紙あげるね｣




ハンジさんとリヴァイさんには、感謝だ。





・

｢では、10分後にテストを開始します。｣



模試当日、会場にはたくさんの受験者



『緊張する…吐きそう』



｢おい、まだ早いだろ。落ち着けって｣



私の受験番号は、2065

エレンは、2090


随分と離れてしまった。





｢よお、おふたりさん｣



『え、ジャン？』


｢あ？なんで馬面がここにいんだよ｣




彼は、ジャン･キルシュタイン


皮肉屋だし、口悪いし、エレンと仲悪いし


でも、結構いい奴だったりする









｢まぁ俺も、合格判定は知りてぇしな？
死に急ぎ野郎は、たしか都内でも優秀な私立高校だっけか？｣




｢てめぇ…｣



｢せいぜいいい判定が出るといいな？｣




『ジャン、ミカサいるよ』



｢っ！！！｣



『はい、嘘。そんな動揺してて、判定は残念なことにならなければいいね？』






うん、結構からかいのある奴でもある。







｢では、始めますので受験者の皆様は、席についてください。｣






『ふぅ……頑張ろう』

震え→←はじめて

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す