黒子の短編集(仮)

しおり 黒子テツヤ ページ36

「黒子くん、図書委員なんでしょ？私もなの、よろしくね。」
初めての出会い、同じ図書委員だから声かけただけ。
「はい、よろしくお願いします。」
「うん、こちらこそ。」
それから時々本の話をした。

「ウソ、黒子くんもはやみねかおるさん好きなの!?」
「はい、はやみねさんって面白い小説書きますよね。」
「わかる!?小学生向けなんだけどどうしても読んじゃうだよね。」
「分かります、あの人の作品にはなんか引き込まれるって言うか思わず読んでしまうような・・・。」
「だよね、小学生からずっと読んでるよ。」
黒子くんははやみねかおるさんが好きで私も大好きだった。
「１番好きなシリーズは怪盗クイーンかな？」
「僕は都会のトム&ソーヤですかね？」
「都会トム最新刊まだ呼んでないんだよね。」
「良かったら貸しましょうか？」
「いいの!?」
「はい、その代わり僕には怪盗クイーンの最新刊貸してください。」
「うん、わかった!」
いつのまにか本を貸し借りする中になっていた。
「黒子くん、はい。」
「ありがとうございます、本、返しますね。」
「うん。」
家に帰って黒子くんに貸した本をもう一度読み返す。
「あれ？しおりがはさまってる。」
そのしおりには確かに黒子くんの字で『名字Aさんが好きです。』
そう書かれてる。
『私は大好きです。』
そう書いて本を閉じた。

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黒子テツヤくん夢でした。
なんなんですかねこれは、なんでしおりなんでしょう？
黒子とAちゃんが好きな本は私が大好きな本です←
はやみねかおるさんも実際にいる小説家で面白いですよ。
みなさんも図書館とかにあるので良かったらみてみて下さい。
今回のオチはどっか行きました←

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