怯えた声で愛の言葉を 高尾和成 ページ21
高尾くんは狂ってしまった。
もともとソクバクがはげしかったけどここまででは無かった。
「A、なんで今日真ちゃんと喋ってたの?」
「それは・・・。」
「浮気なんて許さない、オレ以外の人間と喋んなくていい、見なくていい、声も聞かなくていい。」
「前の高尾くんに戻ってよ。」
泣きながらうったえた、でも逆効果だった。
「Aちゃん、大好き。」
「わ、私も、大好き。」
その大好きは高尾くんのご機嫌取りに言っていた。
「なら、いいよね。」
そう言って高尾くんは妖しく笑う。
「Aちゃん、俺の事好き?」
「うん、好きだよ」
「どのくらい?」
「高尾くんさえいればそれでいいや。」
「オレも、Aちゃんしかいなくていいや。」
私も高尾くんも愛し合ってる。心の底から。
「Aちゃん、ごはんだよ。」
「ありがとう。」
ご飯の乗ったおぼんを受け取ると手首のくさりがじゃらじゃらと音を立てる。
私は手首にくさりでつながられて、ベッドから1mは動けない。
でも、ぜんぜん苦ではない。
これがあると高尾くんと繋がってる。そう思えるから。
「それにしてもずいぶんおとなしくなったね。」
「そうだね、人間、なれればどうってことないんだね。」
「最初はくさりもいやがって前の高尾くんに戻ってよ、なんて泣きながら言ってたのにね。」
「そうだね、なつかしいよ、何日立つんだろう?」
「ちょうど1ヶ月だよ。」
バカだなぁ1ヶ月前の私。
これが高尾くんの愛情表現って気づかないなんて。
「高尾くん、今すっごく幸せだよ。」
怯えた声で愛の言葉を言っちゃって、怖い事なんて何一つないのにね。
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高尾和成くん夢でした。
なんか題名と違う。
そして今回のオチはドブに捨てられました←
何気に20話目です。
お題提供「確かに恋だった」様から
目を逸らして曖昧にして 日向順平→←笑わなくなった恋人 黄瀬涼太
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五月晴れ★(プロフ) - 振替休日さん» そっか、おっと、もうすぐご飯だから|・x・)ノシ (2014年11月5日 19時) (レス) id: 9f76653b91 (このIDを非表示/違反報告)
振替休日(プロフ) - 五月晴れ★さん» そんなことないよ(`・^・´) 他にも好きなのいっぱいあるもん 最近は終焉の栞とか見てる 今日はスペランカーの実況みた (2014年11月5日 19時) (レス) id: 5f0e49a663 (このIDを非表示/違反報告)
五月晴れ★(プロフ) - 振替休日さん» ごめんの気づかなかったそうか、君はM.S.SPにしか興味ないか (2014年11月5日 19時) (レス) id: 9f76653b91 (このIDを非表示/違反報告)
振替休日(プロフ) - 五月晴れ★さん» さっきまで3hitだったのにいつの間にか15hitになってる(・д・) (2014年11月5日 19時) (レス) id: 5f0e49a663 (このIDを非表示/違反報告)
振替休日(プロフ) - 五月晴れ★さん» うわー興味ないーww そいえば私MSSPの小説しか読んでないやww そいや小説ここでは書いたことないなーw (2014年11月5日 18時) (レス) id: 5f0e49a663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月晴れ★ | 作成日時:2014年6月8日 20時