黒子の短編集(仮)

独り言 小金井慎二 ページ17

「あ〜、さっぱりした。」
夜、お風呂に入ってメールチェックしようとケータイを探す。
「ベッドに置いたっけ、机の上に置いたっけ？」
『器用貧乏ですが。』
コガから電話だ。
「もしもし、Aだよ。」
『もしもし、コガだよ、いきなりでごめん、明日遊べる？』
「明日？どこであそぶの？」
『カラオケ行きたいなって、いいかな？』
「いいけど。」

思いっきりオシャレして出かける。まぁ、女の子だし、私服、ほめられたいし。

カラオケ行ったあとコガの提案で近所の公園へ。
「A、なんか飲みたいものある？」
「うーん、午後ティー飲みたい。」
「買ってくるから待ってて。」
言ったあとで後悔した。
(なんで普段飲まないのに午後ティーなんて・・・。)
バカだなぁ自分。
「A買ってきたよ。」
「え、早いね。」
「急いだから、あそこのベンチ行こう。」

「Aこれから言うのは独り言だから気にしないで。」
「え、うん。」
(なんでわざわざいうんだろ、変なの。)
「オレ好きな人いて、今日告白しようとしたのに、逃げてばっかりで、今だってだらだらと時間を伸ばして、こんなたよりないオレじゃダメかな？無理だよな、やっぱり、Aはあきらめる、でも、もう少しだけ、片思いでいさせて？」
「え？コガ？」
「つーまーりー、オレはAの事が好きなの。」
コガが、私のことを？
なんだろう、この気持ち、あぁわかった。
「私もコガの事好きなんだ。」
「え、え？」
「だから昨日楽しみで眠れなくて、今日もオシャレして、女の子ってアピールしたくて飲みなれない午後ティーなんか飲んでんだ。」

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小金井慎二くん夢でした。
コガさんって口可愛いよね←
なんとなく書いてみました。
歪んだ恋１０題の息抜きに、現在進行形で書いてます。全部書き終えたらのせますね。
今回のオチはカラオケに忘れ去られました←
あと最後に1つ。
|∩ ∩
|･ω･`) 観覧数300とっぱ!!
|ｏ♥ｏ
|―ｕ
皆さんありがとうございます。これからも更新頑張って行きますのでよろしくお願いします。

注意(必読) 五月晴れ★→←ロリコンでも 氷室辰也

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