黒子の短編集(仮)

両片思い 高尾和成 ページ2

｢Aちゃん、オレ好きな人できたんだ。｣
｢え？好きな人？｣
夕日に染まる帰り道、幼なじみの和くんこと高尾和成と一緒に帰ってる時、いきなり言われた一言。好き人、いるんだ。
｢おう、応援してくれよな！｣
｢うん｣
｢ありがとな!｣
そう言うと和くんはにかっと笑った。
｢Aちゃんは好きな人いるの？｣
｢え、いるよ。｣
その人は和くんなんだけどね。
｢そっか。｣
そう言うと和くんは少し悲しそうに笑った。

｢Aちゃん、好きなタイプは？｣
｢明るい人かな？｣

｢Aちゃん、理想の告白は？｣
｢２人きりの教室でかな？｣

｢Aちゃん、告白の時なんて言われたい？｣
｢ストレートに好きって言われたいな。｣

｢Aちゃん、好きな人になんて言われたい？｣
｢普通に呼び捨てかな？｣

あの日から和くんは参考にしたいからって私に好きなタイプとかを聞いてくる。
(本当に好きなんだな、彼女の事。)
｢Aちゃーん、ごめん今日部活を終わるまで教室で待っててくんね？｣
｢わかった・・・。｣

｢Aちゃん、お待たせ！｣
｢和くん、今日は早いね。｣
｢あのさ、A。｣
｢うん？」
あれ、今名字って。
｢オレAの事が大好きです！オレと付き合って下さい！｣
｢え？嘘でしょ？｣
｢嘘じゃない。｣
そう言うと和くんの眼は真剣で冗談や嘘じゃないだって伝わってきた。
｢和くん、私も、和くんの事が、好きだよ。｣
｢マジで。｣
｢うん！｣
｢それじゃあ、帰ろうか。｣
｢うん！｣

｢和くん、いいの？私がうしろで。｣
｢大丈夫、大丈夫。それじゃあ、出発！｣
｢うわ。｣
｢大丈夫？｣
｢うん、平気。｣
和くんのひくキャリアカーはとても乗り心地がよかった。

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高尾和成くん夢でした！
秀徳の中では一番大好きです!!
高尾のひくキャリアカーに乗って寝たい←
そして高尾に起こされたい。←
次は友達からのリクエストで宮地さんを書きます。
宮地さんは世界一かっこいいドルオタ←

憧れの君 宮地清志→←ラッキーアイテム 緑間真太郎

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