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第27話-1 ページ26

「ふ〜ふ〜♪(鼻歌」

紫原君、終わったかな?

私は詩音に貰ったマカロンを手に紫原君達が集まっている教室へと向かっていた

もうすぐ着くと言う時、紫原君君が教室から出てくるのが見えた

「あ、紫ばら・・・」

私は言いかけた言葉を飲み込んだ

というのも、紫原君が出てきたあとから中森さんが出てきたのだ

ただ、それだけならいい

中森さんはそのあと









紫原君の腕に抱きついたのだ





その瞬間、私の中にはドス黒いものが広がった

心臓が誰かに掴まれたようにキュウッと縮み、痛みが走った

「っ〜・・・・・」

私は胸に手を当て、深呼吸した

痛みはすぐにひいたけど、代わりに不安が広がった

あの痛みが走る前、私は何を考えてた?

『紫原君に触らないでよ』『そんなにベタベタしないで』『私の彼氏なんだよ』

そんな考えが、心を支配していた

どおしてこんなこと・・・、今まで考えたこと・・・

あ・・・

一度だけ、考えた事があった

少し思った事は違うけど、似たような事を考えたことが一度だけ


紫原君が親戚の女の人と一緒にいたとき


あのときは、初めて告白されたという事もあって心が不安定になっていたのだろうとは思うけど


今回のは、違う これは・・・




たぶん『嫉妬』と呼ばれるものだと思う

恋愛をした事のない私には、どう対応していいのかわからない

とにかく私は、紫原君に知られたくない、そう思い心の奥にしまうことにした









ズダン!ズダン!!ズダン!!!

皆「・・・・・・・・・(唖然」

午後の授業が始まり、今日最後の授業は体育だった

選択体育で、私はバレーボールを選択していた

まぁ、単位をとるためって言う理由だったけど、今はバレーにしておいてよかったと思う

もともと、むしゃくしゃしていると物にあたる事が多くて、バレーのアタックはそれに最適で・・・

まぁ、とにかくアタックはそのおかげもあって、かなり凄いと自覚している

なので、普段は抑えて打っているのだが・・・、今日はそんなことに言ってる暇なんてない

ズダン、ズダン、ズダン!

バレー部にまじって、打っているのだが、一人だけ威力がおかしい

隣で男子がやっているが、動きを止め、私が打つのを見ている

私はかまわず、打ち続けた

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藍蘭(プロフ) - 青龍さん» ありがとうございます!実はここにないんですけど、パート3できたので読んでくださいね?なぜか、続編へ的なのがでないんですよ…… (2015年8月9日 23時) (レス) id: 5c50a141f2 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 - 更新楽しみにしてます(≧∇≦)頑張って下さい(*´∀`)応援してます(≧∇≦) (2015年8月9日 22時) (レス) id: 478964b800 (このIDを非表示/違反報告)
藍蘭(プロフ) - 青龍さん» ありがとうございます♪ (2015年7月22日 5時) (レス) id: 5c50a141f2 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 - 藍蘭さん、いつも、読ませて頂きありがとうございます(^o^)vいつも、応援しています\(^o^)/頑張って下さい(≧∇≦) (2015年7月22日 5時) (レス) id: 3c39a88def (このIDを非表示/違反報告)
藍蘭(プロフ) - 青龍さん» は、はやいですね・・・!でも、ありがとうございます!お互い夢中すぎて、不安が募る・・・みたいな展開にしていきたいと思うのですが・・・、語彙力のない私には難しいです・・・(泣 (2015年7月18日 15時) (レス) id: ab064b549b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍蘭 | 作成日時:2015年5月28日 21時

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