私って必要なの？【刀剣乱舞】 (ページ9)

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審神者は運動会中ページ9

部屋に戻り何年も愛用している椅子に腰掛け、刀帳をめくる。
今日、気付いたことは審神者はお気に入りの刀剣とレア刀剣にはご飯を食べさせていること。

刀帳を見る限り。
この本丸には殆どの刀剣が揃っている。
だから、この本丸は政府にとっては捨て難いのか。
政府も大変だなぁ。

あ、そういえば。
今日仕事教えて貰うんじゃなかったけ？
確か、刀装作りだよね。
審神者忘れてんのかな？
仕方ない、審神者部屋行くか。

天音はまだ帰ってはいなかった。
多分、朝餉を食べれなかった担当の分のご飯を作っているのだろう。

それにしても、離れから審神者部屋は遠いなぁ。
ただでさえ、この本丸大きいんだし。
けれど、離れにしたのも私達が男士達との接触を避ける為でしょう。

ようやく、審神者部屋に着いた。
けれど、様子がおかしい。
襖に何か霊力の様な何かが感じる気がする。
こんのすけに聞いたが稀に刀剣男士の霊力に影響が出る人間がいるらしい。

私もまさかとは思ったが、私はそこまで強く影響を受けてないらしい。
だから、霊力がちょっとだけ敏感に感じる程度なのだそう。
強い影響を受けた人はどうなるかは知らないというより、こんのすけもわからないらしい。

話を戻して、問題はこの襖だ。
霊力が感じられているという事は多分結界だろう。
そこまでして、プライベートを隠したいのか？

開けようにも審神者の霊力の方が強いので、仕方なく襖に耳を当てた。
中から聞こえたのは……。

男女の荒い息、一定のリズムを刻む床。

うん！見なかった事にしよう！

私は、そそくさと自分の部屋に戻った。

いやぁ、しかし昼間から運動会とは。
審神者体力大丈夫なの？