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·
──────・・・・・
二次会が終わった頃には、
もう私たちはバテバテだった。
家に帰るなり二人してベットになだれ込んで、
それでも少し不安が残るから
音を立てないように身体を起こすと
裕太の寝顔を見つめて安心させる。
「・・・・・ほんと、きれいな顔」
びっくりするぐらい綺麗だから、
何故か幻に見えてしまって、
怖くなって鼻をちょん、ってつつくと
若干顔を歪ませてるから
それがおかしくって何度もいたずらしちゃう。
「─────・・・わっ、！」
いきたりガバッと身体反転させて
裕太は上から身体を包み込んでくるから、
私のいたずら心も一瞬にして消えた。
「何起きてんだよ」
いい子は早く寝なさい、って
真面目な顔して私のほっぺをぐにぐにしてくる。
楽しそうに上からぺちぺちされて、
“ぎゃははは”って
目尻をくしゃっとさせて笑えば
私もつられて笑顔になるから、
ほんと、魔法みたい。
「Aぶさいく〜」
「·····うるひゃい、」
「いたずらちゃんがよく言うよね」
“安心して、寝ていいよ”
優しく私の頭を撫でてくれて、
それでも裕太の目は
すぐに眠っちゃいそうなぐらいとろんとしていた。
·
·
痛いぐらいの強い日差しと、
少しずつ焼けてきた裕太の肌。
季節は夏に差し掛かった。
子供の頃は無邪気に喜んでいたのに、
もう素直には喜べない年になったみたい。
「Aちゃんじゃん！久しぶり〜」
「わっ、北山さん！！お久しぶりですねっ」
今日はだいぶ裕太の仕事が長引きそうだったから、
先に帰ることになって
ひとり会社を出ようとすると、
今日も変わらない無邪気な北山さんの姿。
この人といたら
月日が流れていることを忘れそうになるよ。
「・・・あれ？まきがいない。
北山さん今日はおひとりですか？」
北山さんと会う時は、
必ずと言っていいほど隣にはまきがいるから
不自然すぎてすぐに気が付いた。
「まきさぁ、今日は先帰っちゃったんだよね。
友達とご飯するんだってよ」
“あれ？Aちゃんも
おひとりさまじゃない？”
北山さんが親指立てて、
行くしかねぇな、って。
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あい(プロフ) - たまことさん» いえいえ！こちらこそ意見をいただけて嬉しいです^ ^私の作品は結構そういうシーンになりそうなところが多いので、なんだか書けそうですね・・・・（笑）この続編が終わって余裕がありそうでしたら、書いてみようと思います。ありがとうございました。 (2018年2月21日 15時) (
レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
たまこと(プロフ) - 無料→× 無理→〇 (2018年2月21日 0時) (レス) id: 0e0e4ba0aa (このIDを非表示/違反報告)
たまこと(プロフ) - コメントありがとうございます！そうだったんですね…！無料言わせてすみません汗 それなのに検討してくださってありがとうございます！更新頑張ってください！ (2018年2月21日 0時) (レス) id: 0e0e4ba0aa (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - たまことさん» コメントありがとうございます。そういう描写はあまり得意ではなくて、避けてきたんですけど・・・・たまことさんのお気持ちを受け止めつつ、挑戦してみようかな？どうなるかは分かりませんが前向きに検討してみます！ありがとうございました^ ^ (2018年2月20日 22時) (レス) id: dd8208cd00 (このIDを非表示/違反報告)
たまこと(プロフ) - 更新お疲れ様です！裕太くんとの関係もこれからどうなっていくのか気になります！出来たらなんですが主役ちゃんと裕太くんのpinkストーリーは作ることはできないですか？もしもでいいので考えていただければと思います！更新＆返事待ってます (2018年2月20日 0時) (レス) id: 0e0e4ba0aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい
| 作成日時：2018年2月19日 23時
