三頭犬に悪魔の罠に…… ページ26
真夜中。
ハリーやロンがネビルに見つかってゴタゴタが
あったのを除くと特に問題はない。
ハーマイオニーはいつになく真剣で、
ロンは校則を破るのが楽しいみたい。
ハリーは緊張した面持ち。
するりと禁じらた廊下に入り込み、初めて
三頭犬、フラッフィーを目にする。
「…やっぱり、スネイプがここを通ったんだ」
そう言うハリー。ちらりとハーマイオニーが
私に目配せする。
内緒ね。ジェスチャーで伝えると頷いた彼女はまた視線を戻した。
床にはハープが放り出されていた。
ハグリットから借りてきたという横笛で、
お世辞にも曲とは言えないような曇った音を
出す。
ものの数秒で、フラッフィーはうつらうつらし出して、床に伏せた。
番犬の意味ないじゃないw
そーっと、脇を通りすぎて思う。
次に、底が見えない穴。
近くに木片があったのでそれを投げると、
案外すぐに何かにぶつかる音が聞こえた。
ロンとハリーが飛び降りる。
ﾎﾞﾌﾝ、と音がありハリーの元気そうな声。
「大丈夫だよ！！」
ハーマイオニーと一緒に何とか降りると、クッション代わりの植物に着地した。
「案外安全だったな！！」
『…どこが安全って？ロン』
ハリーとロンの足下で蠢く無数の蔓を見て顔をひきつらせていく。
間違いない。悪魔の罠だ。
対処法、えーっと、なんだっけ？？
「…火よ！！どうしよう、薪がな……」
『インセンディオ!!』
ハーマイオニーがお馬鹿発言を繰り出した瞬間に火があがる。
全くそれでも魔女ですか？ハーマイオニーさん？
「全く。薪がないだなんて。それでも魔女かよw」
ロンww言わないであげてww
プンスコ怒るハーマイオニーを宥めながら先へ
進んでいく。
『…？何あれ』
次の部屋では無数の虫みたいなのがブンブン飛び回っていた。
あれ？虫じゃないのか？鳥か？
「…僕が行く。頭を低くして素早く、だよ。」
飛び出していったハリーは難なく向こうの扉に
たどり着く。
続いてロン、ハーマイオニー、私と進んだが
襲う気配は全くなし。
ドアのノブに手を掛けるが、回らない。
鍵がかかっているようだ。
『もしかして、あれのどれかが鍵なのかな？』
頭上で飛び回る謎の生物に目を凝らす。
「…多分ノブとおんなじ、銀製の…あっ、アイツだ！！片方の翼がひしゃげてるやつ！！」
見つけたとしてどうやって捕まえる？
と部屋を見渡せば箒が。ハリーに渡して、必死に目で追う。
あれ？どこ行った！？
と思ったらハリーが捕まえてた。
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リリ - スネイプ教授大好きです！私の夢小説もあれなら読んでいただけたら嬉しいです！ (2019年7月31日 13時) (
レス) id: 551b9207bf (このIDを非表示/違反報告)
はるがみ(プロフ) - 悪魔の罠の弱点は光だったと思います〜 (2018年11月25日 21時) (レス) id: d88723603a (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ - 超小型コンミスさん» コメントありがとうございます！ですよねぇ、かっこいいですもん！ホグワーツあったらなぁって思います(笑) (2018年2月25日 9時) (レス) id: 246d2e56cc (このIDを非表示/違反報告)
超小型コンミス - 私もスネイプ先生 好きです(｡･ω･｡) ホグワーツ行きたい！ (2018年2月24日 18時) (レス) id: d785573a06 (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ - クラp教授様、へ！？本当ですか！？申し訳ありません……！修正いたします！ご指摘ありがとうございました！！ (2018年1月25日 16時) (レス) id: 246d2e56cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひいらぎ | 作成日時：2017年11月21日 21時
