今様と漆黒の華ー太宰治の幹部秘書ー【太宰治】【文スト】

今様の華27 ページ28

太宰「梶井さん！入るよ！」






梶井「これはこれは、太宰殿。此度はなんの用で？」




太宰「なんの用で？じゃないよ！危ないじゃないか！突然爆発させたら！」





梶井「ウハハハハ！科学こそこの世の真理。真実。そしてこの僕がその宇宙大元帥のぉ!!」




太宰「あー、また訳わかんないこと言い始めたーっ！」





『これは…檸檬型の…爆弾？』





太宰「そう。この人は梶井基次郎。この爆弾は全部彼の手作り。そして梶井さんの異能力は檸檬型爆弾のダメージを受けない能力。」





『この量を、手作り？確かにこの数の爆弾が爆発しても一切ダメージを受けていない！すごい！』




梶井「ウハハハハ！わかってくれるお嬢さんだ！お名前は？」





『読矢Aです！』





梶井「よーし。A殿にこれより科学実験をご覧頂こう！実験テーマは爆発した時には…」






太宰「ちょっと！もうダメだよ！君にはダメージ無いかもしれないけど、僕たちには大ありなんだからね！」





梶井「それもそうでした。ウハハハハ！では今日は実験はやめておきましょう！それより…」





太宰＆A「『それより？』」





梶井「この部屋どうしましょう？」




カーペット、カーテンはボロボロ

壁の塗料はハゲハゲ

部屋は散々な状態だった…





太宰「よし、みんなでこの部屋をリホォームしてしまえばいい！」

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