君にほろ酔い、いや陶酔 ページ24
《貴女side》
「はい、こっちこっち〜」
気だるそうな声に誘われて、着いた場所は私の家だった。
「早く鍵開けてよ」
凛月くんに言われて鍵を開け、中に入る。
すると家の構造を知り尽くした凛月くんが、私の手を引いて、私の部屋へ。
『お、お茶でも入れてこようか？』
「別にいい〜」
そう言うと、私を抱き締めたまま、ベッドにふわりと倒れこんだ。
驚いて声も出なくて、でも凛月くんは、幸せそうに私を抱き締めながら目を閉じる。
「…ん……おやすみ〜…」
寝てしまっても離すまいとしてか、ぎゅうう、と強く抱き締められる。
『……寝ちゃうの？』
「…ど〜いうこと……？」
ぱち、と目を開いたかと思えば、私を真っ直ぐに見据えている。
『い、いや、せっかくだから……』
ちゅ、と口を塞がれて、私の言葉はキスに呑まれていく。
くるり。
凛月くんが私の肩を優しく押して、私は仰向けになる。
「じゃあ、楽しいことする？」
さっきの眠そうな瞳とは違う。
ギラギラと輝く瞳は、例えるなら肉食動物。
『優しく、してよ』
「手加減なしでいくからね〜？」
抵抗虚しく、言葉だけでなく気持ちも、体もぜんぶ、凛月くんに呑まれていく。
胸やけがするくらい、甘くなる。
ほろりほろり、と甘く酔いしれる。
こんな年明けもありかな、なんて。
腰が痛くなるのは覚悟の上で。
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上弦の月(プロフ) - 飛鳥-asuka-さん» お返事遅くなって申し訳ありません(・・;) 了解です！リクありがとうございます！ (2017年4月22日 21時) (
レス) id: 02138d2871 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥-asuka- - すみません、リクエストよろしいですか?弓弦君お願いしたいのですが… (2017年4月21日 7時) (レス) id: 1a3b254181 (このIDを非表示/違反報告)
上弦の月(プロフ) - みかさん» いえ、こちらこそリクありがとうございました！ (2017年3月21日 6時) (レス) id: 02138d2871 (このIDを非表示/違反報告)
みか(プロフ) - ありがとうございます！ (2017年3月20日 22時) (レス) id: 9c3e35c803 (このIDを非表示/違反報告)
上弦の月(プロフ) - みかさん» 了解です！リクありがとうございます！ (2017年2月27日 16時) (レス) id: 02138d2871 (このIDを非表示/違反報告)
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