家に帰ったら犬が2匹いた。【大神晃牙】

わんこ。30日目 ページ31

「失礼しまーす…」









昨日、晃牙と徹夜して作ったUNDEAD地方ライブの資料を片手に軽音部の部室にやってきた。



改めて入ってみると不気味。
これは零さんの趣味…？









朔間「いらっしゃい、Aのお嬢ちゃん」









月明かりに照らされる零さん。
うわ…綺麗な吸血鬼って感じだ。

夜9時くらいに来て欲しいと言われた。
零さんの活動時間は夜らしい。









「これ、作ってきました」









朔間「おぉ！仕事が早くて助かるのぉ」









パラパラと目を通す零さん。
よし、と言って机に資料を置いた。









朔間「Aのお嬢ちゃんはUNDEADの専属プロデューサーになる気はないかのぉ？」









相変わらずニコニコと言う零さん。
その笑顔が少し怖い。


UNDEADの…専属プロデューサー？
…専属ってことはUNDEADだけって事だよね。

Knights、2wink、trickster…。
他にも沢山のユニットをここ最近見てきた。


どのユニットも個性的で、クセモノばかりで。
でも退屈だな、と思う事は一度もなかった。









朔間「返事はそう急いでおらん。ゆっくり考えると良い」









「はい…」









これからも沢山のユニットを見ていきたい。
一緒に成長していきたい。

みんなに、皆んながいいステージに立てるために。









「それじゃ、ワガママなのかなぁ…」

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