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桃……8 ページ10

今日、私--桃井さつき--に女神が現れた。
それは、白雪さんが休んだから臨時マネで来た優しそうな女の子。
それは、は唯一私の味方をしてくれた女の子。
それは、私のために白雪さんに“お仕置き”してくれるという女の子。
そう、私のために。


「さつきちゃん、今日2人でベッドに寝ていい?」


お風呂に入った後、少しねむそうに目を擦りながら言うAちゃん。可愛い。
もちろんお風呂は一緒に入ったよ♪


「全然いいよ!」


私は笑顔でいったはずだ。どうしよ、すっごく顔赤くなってないかな?
なんだろ、まるで恋した気分。テツ君に恋したあの時とおんなじ感じ……
なんなのだろう。


「よかったぁ。もう10:30だし寝る?」


ベッドに乗りながら言うAちゃん。なんて可愛いのだろうか。
私もベッドに乗りながら「いいよー」と言う。いつもより早くたって全然いい。
なんでって?Aちゃんだから。


「よし!電気消すね」


リモコンで電気を消した。
私はその瞬間に黒になったこの“世界”が怖くてたまらなくなった。
もしも裏切られたら
もしも利用されてただけならば
もしも私を見向きにならなくなったら
全てが不安になった。


「ねぇ、Aちゃん。
私のこと、裏切らないよね?」


私は、声に出してたようだ。するとAちゃんの顔は見えないけどいつものあの優しそうな笑みをして「うん、裏切るわけないよ」と言った。


その瞬間、安心と独占欲が生まれた気がした。
心臓から身体のすみずみまで渡るこの気持ち。
この瞬間、私は、Aちゃんに支配されたのだ。
この瞬間、私は、Aちゃん以外見れなくなったのだ。
この瞬間、私は、Aちゃんの全てを受け入れて生きようと思ったのだ。

“この瞬間、私は、Aちゃんに心臓を取られたのだ。”

私はまだ知らない、この悲劇の結末を。
私はまだ知らない、天使の仮面を被った悪魔を。
私はまだ知らない、あの子が全てを見透かすように眺めていたことを。
私はまだ知らない、あの子がお姫サマのような悪魔の笑みをしていたことを。


私は、お姫サマ(あくま)に騙され、王女サマ(あくま)に溺れてしまったのだ。


・*:..。o○*゚・*:..。o○*゚・*:..。o○*゚
これから進まねぇなぁと思って、オチアンケ作りました!
投票是非お願いします!!!
(URL:http://uranai.nosv.org/u.php/enq/04Futonhin1/)

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リヒト大好き - 双子wなんにせよ2人とも性格悪いそれが面白いのだがな (2019年4月13日 23時) (レス) id: 207c22caf3 (このIDを非表示/違反報告)
まこと☆★ - そうなんですか!? 神ですねww (2015年11月7日 22時) (レス) id: 3f3364f78d (このIDを非表示/違反報告)
桜美雪音(プロフ) - まこと☆★さん» いますよ美咲ちゃんw本人は全然違うとか言ってるんですけど似てるんですよねーw (2015年11月7日 21時) (レス) id: 8bf700dc28 (このIDを非表示/違反報告)
まこと☆★ - 水のかけあいっこが見たいです! あと、ほんとにリア友に美咲ちゃんみたいな子っているんですか!? (2015年11月6日 23時) (レス) id: 3f3364f78d (このIDを非表示/違反報告)
赤みゆ〜 - ビーチバレーとかどうですか? そのあとに、ナンパされたりとかしてたら面白そうです♪ (2015年11月6日 17時) (携帯から) (レス) id: 0c85a436a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜美雪音 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2015年10月12日 14時

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