56、ー過去編ー 猫 ページ22
真昼は激しい怒りを抑えつけ、部屋から退室した。
珍しく足音を立てながら歩いているとある案が浮かんだ。
風の噂で聞いた話によれば、政府の人間がこの組織の解体を目論んでいるそうだ。
其処には、夏目漱石という人物も混ざっており、Aの保護をしようとしていると聞いた。
「これしかない!」
真昼は異能特務課に知り合いがいる。その人に電話をすれば直ぐに真昼やAのような子どもたちを助け出すことを約束してくれた。
結構は明日だ。
明日になればもう、真昼の所属していた組織は消えていた。
Aは政府が保護という名の監 禁をするつもりだったが、夏目の計らいにより、ポートマフィアに保護してもらうことになった。
「これが大方のAの過去かなァ?質問ナッシング?」
「嗚呼。ないよ、ありがとう」
晴雪がニコッとしてお礼を言った。
其々が重々しい顔つきをしていた。
「何でそんな辛気臭い顔してるのよ!!!リンタロウに至っては年齢より老けて見えるわよ!!Aはそんな顔を望んでないわよ」
エリスが明るく言い放った。
その後はAと雫も呼んで豪華な食事を食べた。
Aは、これからこの過去を背負って。
母の様に強くならなくてはならない。
異能を誰かに継承しない限りAは生き続ける。
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なっーがーい過去編が終わりました!!!
更新が遅くなり過ぎましたね 笑笑
黒の時代と僕。盛りだくさんですよ〜
これからも作品をよろしくお願いします。
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作者名:yugi 0434 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/profile
作成日時:2019年1月23日 23時