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第7話 ページ7

一回落ち着こう、


次に来るバスって何時なんだろ?
せめてもの希望で予定表を見てみる

そこには、次に来るバスは、明日の朝6時30分と書いてあった

え...
胸の中に、焦りが広がっていく


そうこうしているうちに、日も落ち、辺りも薄暗くなり始めた

バス停のベンチに腰掛ける


皆、心配してないかな

あのとき、素直に誰かにいて欲しいって言えばよかった

今さらになって後悔しても、もう遅い



「野宿とかしないといけないのかな」

思わず、声がこぼれた
自然と顔が下を向く


『あの〜、大丈夫ですか?』
頭の上から、急に降ってきた声

その方向に顔をあげると、私と同じくらいの年の男の子が立っていた

体操服に大きなリュックサックを背負っていて、マスクをしている
多分、学校からかえって来た所なんだろうな


『なんか泣いとる見たいやけど』

え?
頬を触ると、濡れているのがわかった

な、なんで、

慌てその涙を拭き取る


『あのー、どしたんですか?ゆっくりでいいんで、話してください』

優しい声


初対面の人に、こんな話はするべきではないと分かっていても、ついつい喋ってしまっていた

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美波 - ニコニコさん» もちっ!. (2018年10月11日 7時) (レス) id: d5a405b686 (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ(プロフ) - いいですよ。美波さんって呼びますね! (2018年10月10日 19時) (レス) id: 57ff5c05e6 (このIDを非表示/違反報告)
美波 - よろしくね、ニコちゃんって呼んでいい? (2018年10月10日 10時) (レス) id: d5a405b686 (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ(プロフ) - 美波さん» ありがとうございます!嬉しい限りですね!夢小説内で話せる人とか憧れてたんですよ〜!ぜひ! (2018年10月8日 20時) (レス) id: 57ff5c05e6 (このIDを非表示/違反報告)
美波 - いいですね。この作品と次の作品も読みました。よかったら、友達になりませんか? (2018年10月7日 20時) (レス) id: d5a405b686 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ニコニコ | 作成日時:2017年3月20日 0時

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