僕と貴方を繋ぐ絵(歌い手さん)

Part15 ページ17

《………こんにちわ》

学校の校門で4人を待った。

う「こんにちわーさくらさん」
し「こんにちわー！」
セ「こんにちわ」
さ「よっ！じゃあ、案内宜しくな〜」
《………まじですか……》

先生に言ったところ、「お前がこの学校の中で一番その4人と仲いいから、頼むな」と言われた。
いやいや先生、とめてよ。

《じゃあ……まず教室行きましょうか…えっと、センラさんと志麻さんは……初めて会いますね》
セ「そうやなぁ…宜しくな、さくらちゃん」
し「よろしくな！」
《よっ、よろしくです…！では行きましょうか》

学校に入ると、みんなの目線が僕に向かった。

「え、なんでAが？」
「なんかホストみたい……」
「Aちゃん、ずるくね？」

いやいや、ずるいとかないから。出来ればやりたくなかったわ。

《ここが教室です》
せ「ほぉ……」
さ「ここでは教室の様子が撮影出来んね！」
し「そりゃ当たり前だろうなあ」
う「次は？」
《じゃあ…図書館？》

図書館に向かった。
う「うわ、たくさん本あるな」
し「本なんて読んでないわ」
さ「広辞○ある！」
セ「分厚いなあw」
《次行きますよー》



そんな感じで一日中やってたら、もう放課後になった。

さ「今日はありがとうなー!!!!!また、撮影の時は俺らでやるから、あとは任せとき」
《撮影ですか………》
う「今度写真集が出るんだよ」
《えっ、出るんですか？！》
セ「ぜひ買ってなあ」
し「撮影楽しみだなー！」
《写真集出るんだ……買わないと……》

そんな話をしながら、もう終わった。
家に帰ると、まだ親は帰ってきてなかった。

《………ただいま》

最近ちゃんと寝てないから眠くなってしまった。
今は依頼絵ないし………寝ていいかな……
そう思って寝てしまった。







あの影が近づいてくることに、知らないまま

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