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個性系殴り合い ページ30

restaurant YOKOHAMAにて


『遅れました』



太宰「出た！遅れて来て目立とうとする奴！！」



『五月蝿え高校生か』



太宰「テヘペロ」



『ねぇ、此奴こんなキャラだっけ？』



太宰「背後の彼は？」



『無視！？…幸田福。セツって呼んでね』



セツ「先輩それ俺の台詞…初めまして。」



太宰「私は太宰。太宰治だ。宜しくね、セツ君。」


『(出た！お決まりの)』


セツ「はい！」



森「若いっていーなー。ね？福沢殿？広津さん？」



福沢「うむ。」



広津「首領は未だお若いですよ」



『おい老年組。自己紹介please』



森「歳上は敬い給えよ〜

私は森鴎外、元町医者、今はしがない寄合の仕切り屋中年さ。」



『マフィアの首領です』



セツ「は…嘘ですよね？」



森「なんで云っちゃうかな〜」



『嘘は書かない記者魂は未だ残ってるよ？大丈夫。只のロリコンだから今は。』



森「おいおい…まぁ、宜しくね」



セツ「は、はぁ…宜しくお願いします…(笑みが黒い…)」




広津「広津柳浪です。どうぞ、お見知り置きを。」



セツ「はい！宜しくお願いします！」



森「広津さんの時は何も謂わ無いのかい？」



『嘘吐いてないし。次、福沢さん』



福沢「嗚呼。福沢諭吉だ。探偵社の社長をしている。宜しく頼むぞ。」




セツ「はいっ！こちらこそお願いします！




ところで先輩。錚々たるメンバーですが…








これ、何の会ですか？」



森/太宰/広津/福沢「まさか…」





『云ってなかったわ。テヘペロ。』

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