文ストの世界がカップルまみれになったなら【文スト】

その後 ページ19

メニューに軽く恐怖したので珈琲飲んでお代払って帰った小泉さん。

その後の鏡花ちゃんと賢治くん





「美味しい」


「よかったです！流石、ナオミさんは良いお店を知ってらっしゃいますね」


「ところで、パンケーキにお茶は合うんですか？」


「牛丼に珈琲も、合うの？」


「一口下さい！」


「私も欲しい」


「良いですよ、交換しましょう」


「違う。こういう時はお皿ごとじゃなくて、あーんする(と、太宰さんが云っていた)らしい。」


「あーん…？」


「私がやる。口を開けて」


「こうですか？」


「あーー」

「あーー」


「「ん」」


「美味しいですね！

じゃあ今度は僕の番です」



「あーー」

「あーー」


「「ん」」


「美味しい…！」


「善かった

…何処か行きたい処はありますか？」


「………特にない」


「僕もです。

でも折角お休みをいただけましたし

何か…して欲しい事とか！無いですか？」


「あっ…それなら…敬語をやめて欲しい。」


「良いですよ！

…あっ使っちゃった…」


「あと、ちゃん付けもしないで欲しい」


「鏡花…何か違和感あるね」


「満足」


「えへへ」





一寸進展していたピュアな2人なのでした。

格が違う。うん。やばい。→←これがイマドキ？世も末だ。

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