【銀魂】的中率20%

いいところ一つ目 ページ14

坂田さんはつまり、もっと的確な人が私にはいるのではないかとこちらを気遣ってくれていると。・・・何と！





「素敵でございます坂田さん！けれど、
お気遣いなく！」

「ねえお前何か勘違いしてない？」


「私は、ピンクの靄を信じたいのです！
最初から相思相愛なんてあり得ませんでしょ？
きっと、それは誰になっても同じこと！一度
ダメだったからといって、諦めて違う人を
求めることを繰り返していては、いつまでたっても何も始まりません！つまりですね____ 」

「あーもうわかったわかった！もういい！
頭に響く！」


「ーーそれに、」






私は、占い師である。
張本人が、自分の占いを信じないなんて、
そんなのは本末転倒だ。

まだまだ未熟で間違いは多いし、・・ぶっちゃけ才能なんてないのかもしれないけれど、
ーーそれでも、占い師でありたいのだ。





「私に足りないのは、自信だと心得ております！ーーよって！それを身につけるためには」




大きな占いを、本当だと証明付けることが
手っ取り早いというか何というか。









「・・・・強引すぎね？」

「この際そういうことは気にしません！
とにかく！あなたは、私が将来惚れ込んでしまう殿方なのです！ご理解いただけました？」

「いや、まんじりも」

「ご理解いただけてよかったです！」
「まず人の話聞け占い師」




それに、この人のいいところを一つ見つけた







「坂田さんは、意外にも他人のことをしっかり
考えられるお方なのですね！」

「褒められてんのにますます腹立ってきた」




何だか、この人と話をしていると落ち着くのは
そういうところからきているのかな、とか
考えられなくもない。





「ーーーなので、今日のところは、お出かけは
諦めます！御機嫌よう！」


「おうそりゃよかった。二度と来んな」




今日のことを踏まえて、これから先のプランを
占わなければ。

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