愛してるから、さようなら…【2】

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それから少しして







涙は止まった。









おそ松も涙を流していない。









すやすやと眠っている。









おそ松の頭を優しく撫でた。









あっ、…さらさらしてる。









そんなことを思ったとき、









ピンポーン









チャイムがなった。


きっと、先生だ。









ゆっくりと立ち上がる。









あっ、お腹の張りが前より少しいいかも。









ゆっくり歩いて、玄関へ向かった。









貴方「先生。おはようございます。」









先生「あっ。おはようございます。どう？お腹は。」









すでに母が先生を家にあげたところだった。



先生の横にもう一人、助手の看護師さんも。









貴方「前よりは、少しいい感じです。」









そう言うと先生は私のところに来て、お腹を触る。









先生「…うん。まぁ、検査をしてみましょうか。」









貴方「はい。」









先生の助手の看護師さんを私の部屋につれていった。









先生「それじゃあ、横になって。」









起きてからそのままにしてた布団に横になる。









先生はお腹を触る。







補聴器を当ててみるなど、









よく見えないけど、いろいろしてる。









先生「大丈夫ね。安心して、もうすぐ産まれるっていう合図だから。」









よかった。









貴方「ありがとうございます。」









先生「それと、今日から赤ちゃんが産まれるまで付きっきりになるから、よろしくね。」

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