兄が38人 ページ41
〜次の週〜
2代目王、王座につくに相応しい妖怪を決めるトーナメントが今日行われる。
ヌラリ「随分な賑わいになっておりますよ、A様。」
貴「ん。それにしても(チラリ」
エンマ「((((((((;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガク」←
貴「緊張しすぎだ、エンマ。」
エンマ「で、でも、よぉ、俺、なんか、どうしても緊張しちゃう;」
顔を青くして緊張からか冷や汗が止まらない様子のエンマ。
お前、王になったらこれから民達の前でスピーチとかするんだぞ?
いいのか、それで←言わないであげてby黒狐
貴「ハァ、ぬらり。」
ヌラリ「はい。」
貴「今日のお題は"マナー・品格"だ。それに沿った問題はこれだ。」
俺はぬらりに真っ黒い紙に白い文字で書かれた2つ折りの手紙を渡した。
ヌラリ「確かにいただきました。それでは、進めてきます。」
貴「ん。エンマ、お前も行け。」
エンマ「兄さんは来ないのか?」
貴「俺は仕事だ。」
それだけ言って大広間から去った。このトーナメント、文字数とるから試合←メタイ!by黒狐
この試合の最中、試合会場の周りにはもちろん警備を置いている。
それだけでは役不足だったりするから、俺は最の五門を動かす。
だが、今からこの邸を抜け出して凰燐邸に行くのはリスクがある。
なら、呼び出すまでだな。
貴「"輪廻の輪から外れしものを導き、正、各々の門を潜らせる門番達よ。
我が名の元に、その姿を現せ。五人の門番達よ。"」
俺を中心に紫の門を型どった陣が現れた。
そして、左右と目の前、左右斜め後ろに紫の煙が立ち込めた。
夜叉「ふむ、この呼び出し方は中々に久し振りじゃのぉ。」
タル「我の眠りを妨げるな(イラッ」
ルシ「A様!!どうしたの?何かあった?オレに何でも頼ってね♡」
山犬「……………………。」
白娘「あらあら、何があった言い張るんですか?A様。」
貴「これから、王を決める試合が一週間に渡り始まる。
勿論、こちらでの会場周りの警備は万全。お前達には、更に遠くの警備を頼みたい。」
俺が簡潔にそう言うと、以下にも嫌そうな顔をしたタルタロスが俺を睨む。
タル「我は、ただでさえ貴様に眠りを妨げられて怒りの渦を作っている。
なのに、貴様は更にこの我を怒り狂わせたいというのかッ!」
目に怒りを宿し、俺に殺気を飛ばしてくるタルタロス。だが
貴「これは、"俺の名の元"での"命令"。ここまで言えば、分かるか?」
タル「チッ!!」
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黒耀(プロフ) - リクさん» リクさんお久しぶりです(*^^*) (2020年3月20日 3時) (レス) id: 6196cbc98e (このIDを非表示/違反報告)
リク(プロフ) - お久しぶりです!リクです! (2020年2月15日 23時) (レス) id: 8a65326b5e (このIDを非表示/違反報告)
黒煙(プロフ) - 林檎花火さん» なんと!?そ、それは大変だ、いやしかし!それぐらいの事を成さなければ作者とはな乗れないッ!!!!←ただのキチガイ馬鹿。 (2018年11月25日 23時) (レス) id: a70d2690ad (このIDを非表示/違反報告)
林檎花火 - そ、そんなことをしたら…!!俺は俺は!表情筋が動かなくなってしまううう!←ただのキチガイ (2018年11月25日 23時) (レス) id: 4875c4be7d (このIDを非表示/違反報告)
黒煙(プロフ) - 林檎花火さん» マジですか!?ならもっとニヤけてるつって頂けるように頑張ります!!!←頑張る方向性がちょっとずれる (2018年11月24日 16時) (レス) id: a70d2690ad (このIDを非表示/違反報告)
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