魔法使い3『マモノ』 ページ5
屋上にて....
黒子「冬翔さん」
舞歩「冬翔〜」
冬翔「よぉ舞歩、テツヤ....」
冬翔はいつもの緩い口調で私達の方に振り返る
冬翔「あと、校内はあくまでも先輩と後輩やて言うたやろぉ?呼び捨てはあかんでぇ?」
冬翔はそう言いながら
私の頬を引っ張る
地味に痛い
冬翔は幼馴染みではあるが
大阪の方から転校してきた....
小学生の時に
舞歩「ふぁいふぁい、ふみまふぇんへひた(はいはい、すみませんでした)」
冬翔「分かっとらんやろぉ?ちゃんとしぃやぁ?俺かて、堅苦しいのは嫌いやけどなぁ」
舞歩「ならいいじゃん」
黒子「舞歩、冬翔さんはあくまで先輩です、幼馴染みでも上下関係はあります」
冬翔「テツヤの言う通りやぁ、舞歩も見習いやぁ」
舞歩「ほっとけ」
校外だったら普通に話してるんだから構わないでしょ
冬翔「で、呼び出した理由は分かっとるかぁ?」
舞歩「結界なら張り替えたけど?」
冬翔「その事や....もっと強く出来ひんかぁ?」
舞歩「別に出来なくないけど....した方が良い?」
冬翔「せやなぁ....一度結界を解かなアカンけどなぁ」
舞歩「リョーカイです」
冬翔「まぁ敬語なだけ良しじゃろ」
私は自分の張った結界を一度解き
もう一度張りなおそうとする
冬翔「....!舞歩アカン!今すぐ簡易結界を張れ!」
舞歩「はぁ!?」
冬翔「良いから張れ!マモノが入ってくる!」
黒子「マモノが!?」
舞歩「結界を解くのを狙ってたっての!?」
冬翔「早う張れ!」
舞歩「間に合わないし!」
簡易的な結界を張ったが
数体の『マモノ』が入って来ている
冬翔「しゃあないなぁ....俺が張りなおせ言うたから招いた結果やぁ....俺がやる」
舞歩「何言ってんの?」
黒子「僕らもやります」
冬翔「俺はお人好しな仲間を持ったもんやなぁ」
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