仲間と一緒にアンロック！【黒バス×しゅごキャラ！】 (ページ34)

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ギル｢31話・・・わ、ワン｣ページ34

黄瀬side

夏樹っちの提案で、皆で地下のバスケコートでバスケをしてるッス！

しかも青峰っちと同じチーム！

ホントは黒子っちと一緒が良かったッスけどね

しかも、さっきからＡチームを応援する『声』が聞こえるッス

俺らのアウェー感半端ないんスけど!?

もしあの『声』が黒子っち達の『しゅごキャラ』なら

俺も早くかえらせてあげたいッス・・・

今は割れないようにベンチに置いてあるんスけど

何か、焦っちゃうんスよね・・・

青峰｢黄瀬！｣

黄瀬｢！？しまっ！｣

青峰っちからのパスを取り損ねた

焦っても何も変わらないって分かってんのに・・・

もっと『冷静』になってプレイしたい・・・

もう少し『静か』になりたい・・・

まぁ・・・無理かもッスけど・・・

？『諦めが早い、涼太はそんなに弱いヤツなのか？』

どこからか声が聞こえた

いきなり弱いって失礼じゃないッスか!?

？『じゃあ冷静にプレイしろ、それがお前のなりたい自分だからな』

俺の『なりたい自分』？

俺だって冷静にやりたいッスよ

けど、皆の『しゅごキャラ』が生まれていくと

焦るんスよ・・・

？『焦らなくていい、もうすぐ会えるんだからな』

『もうすぐ』？

？『だから焦らずに冷静にプレイしろ、僕も応援してるからな』

その声は知らぬ間に消えていたけど

何となく嬉しかった

君の名前は何ていうの？

？『・・・ギル』