オネエ 22話 ページ25
瀬名side
「よし、ついた。
あそこに座ろ。」
屋上につくと、俺はそのまま手を引いてAを無理やり座らせる。
「さて、と。
一体何があったの?」
びっくりして泣き止んだAは、またポロポロと涙を流し、
『あ、あのっ、』
実はかくかくしかじかで…と話す。
あの小僧←(緋色)にAが告られたこと。
そしてそれを否定出来なかったこと。
もともとはAは小僧が好きだったこと。
ナルくんがそれに気づいたのか、小僧のことでキレたこと。
…別れ話を切り出されたこと。
Aは泣きながらも最後までちゃんと話してくれた。
話の終わる頃には、何か吹っ切れたような感じがしていた。
その小さな体を俺は包み込み、そっと頭を撫でる。
『ちょ、泉せんぱi…』
「いいこいいこ、お兄ちゃんに任せなよねぇ。
ナルくんのことは好きなんでしょ?
俺が何とかしてあげる。」
Aはジタバタと騒ぐのをやめ、俺に寄りかかってきた。
『ありがとう、泉先輩。』
…こんなに可愛い子、放っといちゃダメだよ
ナルくん
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yuiki(プロフ) - @ながしん@さん» 今はまだまだ出せてないですけど、これからどんどん出していくつもりです!ありがとうございます! (2018年4月19日 20時) (レス) id: ecc4c0e98e (このIDを非表示/違反報告)
@ながしん@(プロフ) - 男らしい嵐待ってました!更新楽しみにしています(>_<)頑張ってください! (2018年4月19日 6時) (レス) id: 1ec9a70f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yuiki | 作成日時:2018年3月10日 16時