オネエ 21話 ページ24
瀬名side
今日はユニット順位戦へ向けてのミーティングをする日。
AとKnightsとで話し合う予定。
俺が1番最初に部屋に入り、メンバーが揃うのを待っていた。
すると、コンコンとドアを叩く音がした。
『いずみせんぱぁぁぁい…』
ドアを開けて見てみると、目元を赤くしたAが飛びついてきた。
「ちょ、ナルくんに見られたらどーすんの。
誤解されるよぉ。
んで、目はどうしたの。アンタ顔はいいんだから大事にしないとだめ。」
ナルくんの名前を出すとAは黙り込んで、ポロポロと涙をこぼしはじめた。
『うぅ、嵐に嫌われちゃいましたぁ…
会いたくないんでミーティング休ませてくださいぃ』
はぁ!?
「アンタがいないとミーティングできないのぉ。
こんな状態なんだから中止に決まってる!
まず、話聞くから場所移そ。」
『え、でも泉先輩いなかったらみんなどこ行くかわかりませんよ…』
こんな時も他人の心配するの。
「いいの!メモ置いとくから。
それよりAの方が断然大事だし!!」
えっ、と小さく言葉を漏らすAの手を引き屋上へ駆けた。
ったく、なんでナルくんなの。
…こんなに優しくしてるんだから、俺の存在意義くらい気づいてよねぇ。
173人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yuiki(プロフ) - @ながしん@さん» 今はまだまだ出せてないですけど、これからどんどん出していくつもりです!ありがとうございます! (2018年4月19日 20時) (レス) id: ecc4c0e98e (このIDを非表示/違反報告)
@ながしん@(プロフ) - 男らしい嵐待ってました!更新楽しみにしています(>_<)頑張ってください! (2018年4月19日 6時) (レス) id: 1ec9a70f31 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Yuiki | 作成日時:2018年3月10日 16時