53 好きになれない相手 ページ6
青峰「…宮野か?」
宮野「ああ、久しぶりだな、青峰」
ハァーっと大輝が息をはいた。
青峰「東ノ宮に行ったんだな、忘れてた」
宮野「心配すんな、オレも青峰の存在忘れてたからよ」
ピキッ―――――!
あ、2人の間に亀裂が……。
青峰「…やっぱ変わんねーな、その憎ったらしいツラはよ」
宮野「そっちも変わんねーよ。そのバカっぽいカオ」
…ヤバい、ケンカになってきた。
「晃希!ケンカすんなっつったろ!すぐ戻れ!」
赤司「青峰、早く戻るんだ」
ナイスタイミングで、向こうのキャプテンと征くんが声をかけてくれた。
お互い舌打ちをして、背を向けた。
戻りながら、文句をブツブツ呟いてた。
青峰「なんでアイツがいんだよ」
A「知らないよ。わ…オレもびっくりした」
青峰「…オレ、バスケ好きなヤツに悪いヤツはいねぇ、って思ってたけどよ。
アイツだけはどうも好きになれねー」
そう言い残して、大輝は戻っていった。
…大輝は、宮野くんが私にしたことを知ってる。
――見ていたから。
…ふいに、足に疼きが走った。
あの日、宮野くんに―――
黒子「Aさん、大丈夫ですか?」
A「あ、うん!大丈夫!」
黒子「ボーッとしてたら、怪我しちゃいますよ。がんばってくださいね^^」
…めっちゃ癒される(*^^*)
でも、なごんでるヒマはなく、すぐにコートを駆け巡った。
・
・
そして、恐れていたことが起こった。
―――第二クオーターが始まった時だった。
A「っ…!」
宮野くんのディフィンスは、予想以上にうまかった。
どう動いても振り切れなくて、動けずにいた。
黒子「Aさん!」
テツヤくんのパスが通り、ボールが渡った。
宮野「させるかよ!」
すぐに宮野くんが手をだし、ボールが弾かれた。
でも、そのまま足が絡まった。
バランスが崩され、持ち直せなかった。
宮野「うお…っ」
A「わっ…!」
ズダン―――――ッ!
私が先に倒れ、その上に宮野くんが倒れ込んだ。
私の上で四つん這いになる。
宮野「いってー…」
A「いたた…大丈夫?宮野くん」
声をかけた瞬間、目を見開いた。
宮野「…え……?」
A「っ―――!」
(しまった!!)
気づいたときはすでに遅く、ウイッグの前髪をかき上げられた。
宮野「っ…水無月……?」
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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りん - 赤司くんかっこいい(\\\∀\\\) ゆっくりでいいので頑張ってください♪楽しみにしています\(´∀`*)/ (2018年6月11日 19時) (レス) id: f9b767ebf1 (このIDを非表示/違反報告)
キチガイ - これからも更新してくれますか? (2017年10月21日 14時) (レス) id: 3fedb0a791 (このIDを非表示/違反報告)
こころん(プロフ) - すごいおもしろくって、赤司くんかっこいいです!!更新頑張ってください!!更新されたらすぐ見ます!!!!笑 (2016年9月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 00d4c99ef1 (このIDを非表示/違反報告)
アップルミント - 赤司くん、イケメンです!! キセキの皆も、優し過ぎる!! 面白かったです! 更新、頑張ってください!応援してます。O(≧∇≦)O (2016年8月14日 9時) (レス) id: b3db92abd7 (このIDを非表示/違反報告)
東京レイヴンズ*^∀^* - 面白いかったです!! 続き頑張って下さいθω<☆ (2015年12月7日 19時) (レス) id: d83138c3cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Nami | 作成日時:2013年12月11日 20時