【黒バス】 君はもう僕のモノだ 【赤司征十郎】 2nd

６５　独占欲 ページ18

青峰「赤司、ドコ行ってたんだよ」


赤司「相手の監督と話してた。

抜け出したりなんだりで、落ち着いた試合じゃなかったからな」


黒子「もしかして…」




テツヤくんが顔をしかめた。

そして、紫原くんがムッとした顔になる。




赤司「向こうの言い分で、再試合が決定した」


青峰「ﾊｧ…まだやんのかよ…」


赤司「向こうの主力のメンバーが行方不明になっていて、

こっちのチームも１人いなくなってたからな。

今度はお互い全力で、ってことらしい」


緑間「どこの監督もプライドが高いのだよ」


紫原「駄菓子屋〜…お菓子〜…」


黒子「試合が終わってからにしましょう、紫原くん」


赤司「ということだ。…A」




いきなり話を振られた。

ちょっとびっくりして征くんを見ると、心配そうに言った。




赤司「試合に出たいか？もしそうなら、止めはしない。

だが、無理はしないでほしい」


A「征くん…」





てっきり、試合に出るのを止めるのかと思った。


でも、分かってくれてた。





A「ありがとう」


赤司「構わないよ。ただ…」





征くんが額にチュッとキスを落とした。


途端に、部屋中の空気が張り詰めた。





赤司「Aは僕の彼女なんだから、

友達とはいえ、あまり深入りはしないように。 いいね？」


A「う…うん…///」





み、みんなの目の前で…っ！

まあ、今に始まった事じゃないけど…でも……。





慣れるわけがないっ！/////





桃井「私のAが〜…」


赤司「何を言ってるんだ？

Aは僕のモノだ。桃井にも渡さないからな」


青峰「…独占欲ハンパねーな」


緑間「Aも苦労するのだよ」


紫原「でも似合ってる〜」


黒子「そうですね」





…嬉しいような恥ずかしいような……。


でも、こんなに自分が大切にされてるんだったら、

嬉しくないわけがない。






赤司「じゃあ、行くぞA」


A「うんっ！」

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