______同情なんてしないよ、私は好奇心で動いてるだけ。 ページ1
唐突だった。
姫咲｢…ｯAちゃん…助けてくださいｯ…｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
『…は？何、どういうこと？いや、めんどいから話とか聞かないけどな。大人しく殴られてくれればそれでいい。』
私がそう言って、姫咲の要求を突き放すと、姫咲はまた涙を流し始めた。
『何、同情とかしてやんねぇから。お前サンドバッグの分際でホントウザイ。』
姫咲｢さｯ、サンズさんたちがｯ｣
『黙れ。』
私はすかさず姫咲の腹に拳を入れる。｢う"ｯ、｣と、痛みに耐える声が聞こえるが、気にも留めず、倒れ込んだ姫咲の頭を踏みつける。
『あのクソ骨共の話すんな。私はな、アイツらが嫌いなんだよ。偽善、偽善、偽善。アイツらはそういう奴で、私はそういう奴が大ｯ嫌い。そんで、お前は私のストレス発散用のサンドバッグ。
口答えも意見も弁明も、何も意味なんてない、許されない。分かったら大人しくサンドバッグらしく______』
溢れ出したどす黒い感情を吐き出すように、私は姫咲の背中を踏みつけた。あァ、ヒール履いてきたら良かったな。ブーツだとそこまで食い込まねぇわ。
姫咲｢ｯ、おがｯ、おかじぐなっちゃっだんです、みんながｯぁ…｣
『知らん。興味無い。』
いつもなら黙って嬲られてんのに、今日はやけに喋るな。ウザ。
姫咲｢じしょ、自傷ｯ、を______｣
私はピタ、と動きを止める。
そして、しゃがみこみ、雪に倒れている姫咲の髪をガッと掴んで、起き上がらせた。
姫咲｢ぁい"ｯ、いだｯ｣
『______その話。
詳しく、聞かせてくれよ♡』
恐怖に顔を歪める姫咲に、私は優しく微笑みかけた。
だってさ、こんなん。
最ｯ高…に、面白そうじゃん？
______私は正しいと思うことをしてるだけ。それの何がイケナイの？→
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リオア - 無理しないで下さいね 。 (2022年11月5日 11時) (
レス) @page17 id: 6b5b2130a0 (このIDを非表示/違反報告)
naitomeakun(プロフ) - 無理しないでね。 (2022年11月5日 7時) (レス) @page17 id: d3eefea6fe (このIDを非表示/違反報告)
もちもちいっぬ(プロフ) - 無理せんといてくださいな😣 (2022年11月5日 7時) (レス) @page17 id: d6526aca9e (このIDを非表示/違反報告)
レーニャン(プロフ) - 待ってる。 (2022年11月4日 15時) (レス) @page17 id: b30d9de8f4 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - 花姫じゃなくて姫咲だった。間違えてた。 (2022年10月17日 8時) (レス) @page12 id: 24bba1a895 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきす | 作成日時：2022年8月11日 13時
