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8 顔合わせpart3 ページ8

「夏目ちゃん!!!」


「ちょっト!静かニ!」



落ち着いテと言われ、大きい声を出したのに自覚しごめんと呟く。



「兄妹だからか知らないけド、センパイと同じような反応するとはネ。」


思い出さなくても良かったのニ、やれやれと夏目ちゃん…逆先くんは腰に手を当てる。



「知ってたなら教えてくれれば良かったのに。」


「やだヨ、ボクが忘れたいくらいの黒歴史だからネ。」


「夏目ちゃん可愛かったよ?」


「夏目、く、ん、でショ?」


笑顔が怖かったので、ハイ、夏目くん…と言って目をそらしました。









そんな会話をしているとガチャと扉が開いた。



「お待たせしました〜。」


「HuHu〜♪失礼します!」


「うン、集まったようだネ。」



お兄ちゃんと一緒に入ってきたのは、透き通るような黄色のふわふわの髪をしていて、くりくりな目をした子。









「集まったことだシ、ここで自己紹介でもしておこウ♪」


「はい!初めまして転校生さん!春川宙っていいます!よろしくな〜☆」



ひらひら〜とこちらに手を降って自己紹介する彼、宙くんは眩しいほどのキラキラした笑顔を見せた。



「僕は自己紹介いらないですね〜。」


「センパイは黙ってテ。」


「えぇっ!?」


「改めテ…ボクは、逆先夏目。これからよろしくネ。Switchのメンバーは、ボク達三人だヨ。」


「転校生さん!いいえ、Aさん!センパイとは兄妹なんだな〜!」


「どうして私の名前を…?」


「僕から二人にはAの話をしてたんですよ。」


「え!何でお兄ちゃん私には二人の話してくれなかったの!?」


「知らない方が面白いかな〜って、えへへ。」



ふわふわ〜と花を飛ばすお兄ちゃんをみて、くっ…と眉を歪める。



「まぁいいや…。知ってるかもだけど、私は青葉Aって言います。みんなの役に立てるよう頑張ります!」



これからよろしくお願いします、とペコリと三人にお辞儀をするとそれを受け取るようにみんな優しい顔をしていた。



「立ち話もなんだシ、腰でも掛けようカ。」


「宙はAさんの隣に座るな〜。」


「僕ちょっと衣装の調節横でやってますね〜。」

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作者名:月(ルナ) | 作成日時:2022年3月11日 3時

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