失った日々〜青峰大輝〜 2

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〜青峰side〜

黒『Aさんが病気になってしまっていて、手術の為に今日アメリカに行くそうです』


ったく、どういうことだよ

　『大輝！おろせってばー！』

騒ぐAをベンチにおろす

　『いったいどういうつもりっ「ごめんっ！」…！？』

言葉をさえぎって俺は言う

青「ごめん、本当に。
　 俺がバカだったせいでお前を傷つけた。」

控え室で持ち上げた時、Aが軽すぎて、消えちまいそうで怖くなった。

青「病気…になってたんだな」
　『うん…』
青「いつ、帰ってこれるんだ？」
　『っ…
　 ごめん、私もう行かないとっ』


“行くな”って。
そう伝えられたらよかった。
でもそんなこと俺に言う資格なんてねぇ
だからさ…


青「なぁ、A…」

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